当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、日本、米国、インドにおいて、新型コロナウイルス感染症の影響により、景気は極めて厳しい状況で推移しましたが、一部に持ち直しの動きもみられます。
中国でも同様の影響から経済活動の大幅な縮小が生じましたが、他の地域に比べいち早く持ち直しの動きがみられました。一方で、タイの景気は厳しい状況が続きました。
当社グループの主要な事業分野であります自動車関連市場においては、国内の自動車生産台数は3,278千台で前年同期比29.8%の減少となりました。また、北米(米国・カナダ)においては4,331千台で前年同期比33.0%の減少、中国では9,794千台で前年同期比18.6%の減少、タイでは608千台で前年同期比43.0%の減少となりました(いずれも台数は各拠点の決算期に応じた集計)。
以上のような経営環境のもと、売上高は236,254百万円(前年同期比27.0%減)、営業損失は8,816百万円(前年同期は営業利益6,058百万円)、経常損失は9,720百万円(前年同期は経常利益5,411百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は7,979百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失149百万円)となりました。
セグメントの状況は以下のとおりです。
[懸架ばね事業]
懸架ばね事業は、新型コロナウイルス感染症拡大を受けた自動車メーカーの操業停止及び需要低迷に伴う生産調整による受注減の影響が大きく、売上高は42,272百万円(前年同期比34.2%減)、営業損失は6,151百万円(前年同期は営業利益1,037百万円)となりました。
[シート事業]
シート事業は、懸架ばね事業と同様の状況により、売上高は97,722百万円(前年同期比32.6%減)、営業損失は2,960百万円(前年同期は営業利益1,015百万円)となりました。
[精密部品事業]
精密部品事業は、新型コロナウイルス感染症による影響が、情報通信関連事業へは軽微なものの自動車関連事業への影響は大きく、売上高は56,984百万円(前年同期比18.9%減)、営業損失は297百万円(前年同期は営業利益2,154百万円)となりました。
[産業機器ほか事業]
産業機器ほか事業は、新型コロナウイルス感染症による影響が、半導体プロセス部品へは軽微なものの自動車関連事業への影響は大きく、売上高は39,275百万円(前年同期比11.2%減)、営業利益は592百万円(前年同期比68.0%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた受注減により営業債権等が減少しました。その結果、総資産は前連結会計年度末に比べ6,012百万円減少し、526,603百万円となりました。
負債については、新型コロナウイルス感染症による影響を鑑み、手元流動性を高めたため、短期借入金が増加しました。その結果、負債は前連結会計年度末に比べ5,723百万円増加し、251,785百万円となりました。
純資産については、配当金の支払い、自己株式の取得及び親会社株主に帰属する四半期純損失による利益剰余金の減少により、前連結会計年度末に比べ11,735百万円減少し、274,817百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は90,288百万円となり、前年同期末に比べ7,028百万円の増加となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた受注減による税金等調整前四半期純損失の計上及び仕入債務の減少により、522百万円の減少(前年同期は20,215百万円の増加)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得による支出により、13,656百万円の減少(前年同期は27,846百万円の減少)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に新型コロナウイルス感染症の拡大に備えた手元流動性確保のための短期借入れによる収入により、30,184百万円の増加(前年同期は8,947百万円の減少)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、7,839百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、主に新型コロナウイルス感染症の影響により、生産、受注及び販売実績が以下のとおり著しく減少しております。
懸架ばね事業は、生産高が41,074百万円(前年同期比35.2%減)、受注高が43,901百万円(前年同期比28.8%減)、受注残高が20,776百万円(前年同期比21.7%減)、販売高が42,272百万円(前年同期比34.2%減)となりました。
シート事業は、生産高が91,633百万円(前年同期比33.9%減)、受注高が128,800百万円(前年同期比3.5%減)、受注残高が64,113百万円(前年同期比6.6%減)、販売高が97,722百万円(前年同期比32.6%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。