当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首より適用しております。
そのため、当第2四半期連結累計期間における経営成績に関する説明は、売上高については前第2四半期連結累計期間と比較しての増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
詳細は、「第4経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)(収益認識に関する会計基準等の適用)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症、半導体・各種資材の需給逼迫の影響により依然として厳しい状況にあるものの、日本、米国において、景気は持ち直しの動きが続いています。
中国では新型コロナウイルス感染症の影響からの回復が他の地域に比べて早くなっています。一方で、タイにおいては、景気の下げ止まりが見られるものの、厳しい状況が続いています。
当社グループの主要な事業分野であります自動車関連市場においては、国内の自動車生産台数は3,569千台で前年同期比8.8%の増加となりました。また、北米(米国・カナダ)においては5,208千台で前年同期比20.2%増加、中国では12,396千台で前年同期比26.5%の増加、タイでは844千台で前年同期比38.8%の増加となりました(いずれも台数は各拠点の決算期に応じた集計)。
もう一方の主要な事業分野である情報通信関連市場につきましては、HDD(ハードディスクドライブ)の世界生産台数は前年同期比で概ね横ばいにとどまりましたが、高容量のデータセンター向けが堅調に推移したことにより、当社の主力製品であるサスペンションの総需要は増加となりました。
以上のような経営環境のもと、売上高は278,927百万円(前年同期は236,254百万円)、営業利益は10,292百万円(前年同期は営業損失8,816百万円)、経常利益は13,542百万円(前年同期は経常損失9,720百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8,414百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失7,979百万円)となりました。
セグメントの状況は以下のとおりです。
[懸架ばね事業]
懸架ばね事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響からの持ち直しは見られているものの、半導体供給不足、東南アジア諸国等におけるコロナウイルス感染症拡大に伴う部材供給不足による自動車メーカーの生産調整の影響、および原材料価格や物流コストの高騰により、売上高は54,353百万円(前年同期は42,272百万円)、営業損失は1,574百万円(前年同期は営業損失6,151百万円)となりました。
[シート事業]
シート事業は、懸架ばね事業と同様の状況により、売上高は98,351百万円(前年同期は97,722百万円)、営業損失は1,876百万円(前年同期は営業損失2,960百万円)となりました。
[精密部品事業]
精密部品事業は、自動車関連事業においては、懸架ばね事業、シート事業と同じく半導体供給不足等による影響を受けたものの、情報通信関連事業においては、HDD用サスペンションの需要が引き続き好調に推移しており、売上高は77,358百万円(前年同期は56,984百万円)、営業利益は8,679百万円(前年同期は営業損失297百万円)となりました。
[産業機器ほか事業]
産業機器ほか事業は、自動車関連事業において新型コロナウイルス感染症による影響から持ち直しの動きが見られていることや、半導体プロセス部品の受注が好調に推移したことにより、売上高は48,863百万円(前年同期は39,275百万円)、営業利益は5,064百万円(前年同期比754.6%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、新型コロナウイルス感染症や自動車関連事業における半導体供給不足の影響を受けた営業取引の減少により、営業債権等が減少しました。その結果、総資産は前連結会計年度末に比べ8,110百万円減少し、552,659百万円となりました。
負債については、社債の発行を行いましたが、借入金の返済を行ったほか、営業取引の減少により営業債務等が減少しました。その結果、負債は前連結会計年度末に比べ19,164百万円減少し、241,629百万円となりました。
純資産については、為替換算調整勘定、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ11,054百万円増加し、311,029百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は81,999百万円となり、前年同期末に比べ8,288百万円の減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税金等調整前四半期純利益により、23,987百万円の増加(前年同期は522百万円の減少)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得による支出により、12,711百万円の減少(前年同期は13,656百万円の減少)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行による収入があった一方、短期借入金及び長期借入金の返済により、9,843百万円の減少(前年同期は30,184百万円の増加)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、7,765百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。