第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当社は、平成27年7月31日の取締役会において、同日付でYAMASHINA BANGKOK FASTENING CO.,LTD.の株式を取得し、同社を子会社化することを決議いたしました。

(1)被取得企業の名称及び事業の内容

名称

YAMASHINA BANGKOK FASTENING COMPANY LIMITED(YBFC)

事業の内容

金属製品(ネジ)の製造・販売

 

(2)企業結合を行った理由

YBFCは日系優良企業を顧客に持ち安定した業績をあげており、今後有望視される東南アジア市場の拠点として、当社の主力事業である金属製品(ネジ)の生産拠点をタイに持つことは、得意先への販路拡大を進めるうえでも大きなアドバンテージとなるため。

(3)株式取得日

平成27年7月31日

(4)取得した議決権比率

79.0%

(5)被取得企業の取得原価

149百万円

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、緩やかな回復基調を続けており、先行きについても緩やかな回復の継続が見込まれておりますが、中国を始めとするアジア新興国等の景気の下振れにより、国内経済も下押しされるリスクの存在等もあり、依然として不透明な状況は続いております。

また、当社グループの主要取引先である自動車業界においては、国内新車販売は停滞しており、北米の好調はあるものの新興国市場は不透明であり、メーカーの国内生産台数も前年同四半期比で落ち込んだことで、当社グループを取り巻く経営環境も厳しさを増しております。

このような厳しい状況のもと当社グループにおいては、受注の確保、生産効率の改善等による原価低減、製品開発の推進等に努め、企業体質の強化を図ってまいりました。

この結果、当第2四半期の連結業績は、売上高は連結子会社の増加により、4,176百万円(前年同四半期比59.6%増)となりましたが、利益面では主要得意先メーカーの減産等の影響もあり、営業利益は147百万円(前年同四半期比8.1%減)、経常利益は144百万円(前年同四半期比13.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は137百万円(前年同四半期比13.8%減)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(金属製品事業)

主要取引先である自動車業界において、国内生産台数は前年同期比で落ち込んだことで、当第2四半期連結累計期間では受注が減少方向で推移しており、連結子会社の増加による増収はあったものの、売上高は3,318百万円(前年同四半期比97.4%増)、営業利益は175百万円(前年同四半期比4.4%減)となりました。

(電線・ケーブル事業)

既存取引先における在庫調整等により、売上は低調な推移となっており、厳しい状況が続いていることで、売上高は737百万円(前年同四半期比8.8%減)、営業利益は8百万円(前年同四半期比13.9%減)となりました。

(不動産事業)

保有不動産のメンテナンス等にも注力することで、安定した稼働率の確保に努めたことで、売上高は114百万円(前年同四半期比4.2%減)、営業利益は58百万円(前年同四半期比4.8%減)となりました。

(その他事業)

主として売電事業から構成されておりますが、ソーラーパネルの設置については、保有不動産の有効活用目的に限定しリスクの低減を図っており、売上高は5百万円(前年同四半期比15.7%減)、営業損失は0.9百万円(前年同四半期は営業損失0.3百万円)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて3.4%減少し、5,610百万円となりました。これは、棚卸資産が122百万円増加し、短期貸付金170百万円、現金及び預金154百万円がそれぞれ減少したこと等によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて1.2%増加し、8,052百万円となりました。これは、機械装置98百万円、工具器具及び備品81百万円、子会社株式76百万円がそれぞれ増加し、投資有価証券が140百万円減少したこと等によるものであります。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて2.2%減少し、2,514百万円となりました。これは、未払金が56百万円減少したこと等によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて3.8%減少し、1,846百万円となりました。これは、長期借入金が69百万円減少したこと等によるものであります。

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べて0.3%増加し、9,302百万円となりました。これは、利益剰余金が156百万円増加し、資本剰余金が139百万円減少したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は、171百万円(前第2四半期連結累計期間は212百万円の増加)となりました。

これは主に税金等調整前四半期純利益145百万円及び退職給付に係る負債の増減額18百万円により資金が増加したこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は、127百万円(前第2四半期連結累計期間は1,069百万円の減少)となりました。

これは主に子会社株式の取得による支出149百万円等により資金が減少したこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は、234百万円(前第2四半期連結累計期間は242百万円の減少)となりました。

これは主に長期借入金の返済による支出87百万円及び配当金の支払額138百万円により資金が減少したこと等によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は23百万円であります。