第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出・生産面に新興国経済の減速の影響がみられるものの、企業収益や雇用に改善がみられるなど、先行きについても緩やかな回復の継続が見込まれております。しかし、中国を始めとするアジア新興国等の景気の下振れにより、国内経済も下押しされるリスクの存在等もあり、依然として不透明な状況は続いております。

また、当社グループの主要取引先である自動車業界においては、国内新車販売は停滞しており、メーカーの国内生産台数も前年同四半期比で落ち込んだことで、当社グループを取り巻く経営環境も厳しさを増しております。

このような厳しい状況のもと当社グループにおいては、受注の確保、生産効率の改善等による原価低減、製品開発の推進等に努める等の企業体質の強化を図ると共に、新たにYAMASHINA BANGKOK FASTENING CO.,LTDの株式を追加取得し、東南アジア市場へ販路拡大の強化に取り組みました。

この結果、当第3四半期の連結業績は、売上高は連結子会社の増加により、6,301百万円(前年同四半期比44.5%増)、営業利益は235百万円(前年同四半期比6.6%増)となりましたが、為替変動による為替差損の計上により、経常利益は238百万円(前年同四半期比4.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は227百万円(前年同四半期比2.4%減)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(金属製品事業)

主要取引先である自動車業界において、国内生産台数が前年同期比で落ち込んだことで、当第3四半期連結累計期間の受注が減少方向で推移しておりますが、連結子会社の増加による増収により、売上高は5,006百万円(前年同四半期比69.9%増)、営業利益は272百万円(前年同四半期比11.4%増)となりました。

(電線・ケーブル事業)

既存取引先における在庫調整等により、売上は低調な推移となっており、厳しい状況が続いていることで、売上高は1,115百万円(前年同四半期比8.8%減)、営業利益は16百万円(前年同四半期比25.6%減)となりました。

(不動産事業)

保有不動産のメンテナンス等にも注力することで、安定した稼働率の確保に努めたことで、売上高は171百万円(前年同四半期比4.7%減)、営業利益は90百万円(前年同四半期比1.9%減)となりました。

(その他事業)

主として売電事業から構成されておりますが、ソーラーパネルの設置については、保有不動産の有効活用目的に限定しリスクの低減を図っており、売上高は8百万円(前年同四半期比22.8%減)、営業損失は2百万円(前年同四半期は営業損失0.4百万円)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べて143百万円(2.5%)増加し、5,950百万円となりました。これは、受取手形及び売掛金が69百万円、棚卸資産が213百万円増加し、短期貸付金170百万円減少したこと等によるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べて0.6百万円(0.0%)減少し、7,957百万円となりました。これは、機械装置108百万円増加し、投資有価証券が139百万円減少したこと等によるものであります。

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べて52百万円(2.0%)増加し、2,624百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が170百万円増加し、未払金が31百万円減少したこと等によるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べて27百万円(1.4%)減少し、1,891百万円となりました。これは、長期借入金が104百万円減少したこと等によるものであります。

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べて118百万円(1.3%)増加し、9,393百万円となりました。これは、利益剰余金が245百万円増加し、配当実施による資本剰余金が139百万円減少したこと等によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は34百万円であります。