当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら米中貿易摩擦に起因する中国経済の減速や英国のEU離脱問題の迷走等の影響で先行き不透明感が強まりました。
当業界におきましては、橋梁事業では当第2四半期累計期間の発注は第1四半期に引き続き、大規模保全・特定更新関連が中心となり、新設鋼橋の発注件数は少ないままで推移いたしました。高速道路4車線化整備計画等で、翌事業年度以降も一定水準の発注量は期待されるものの、当事業年度は発注の端境期に当たり、前事業年度を下回る発注量にとどまると予想されます。
鉄構事業では、首都圏の大型再開発事業は堅調に推移し、東京五輪終了後も継続して鉄骨需要の中心となると予想されます。また関西圏においても、2025年大阪万博開催決定を受けて新たな鉄骨需要への期待が膨らみ、一部の案件では当事業年度内の出件が見込まれています。大きな問題であった高力ボルト調達難も少しずつ改善に向かい、鉄骨需要は当事業年度も堅調に推移すると思われます。
このような状況のもとで当社は、限られた経営資源を最大限に活用し、対象案件を絞り込んだ受注活動を継続し、受注高の確保に努めました。結果として、橋梁事業では発注案件が少ない中で、地方自治体の案件を中心に良好な結果を残すことが出来ました。鉄構事業では目標とする大型案件で結果を残せず、当第2四半期累計期間の受注高も前年同四半期に引き続き低調な結果となりました。
損益面につきましては、鉄構事業の低調な受注に起因する完成工事高の減少を橋梁事業の増加で埋めきれず、完成工事高は前年同四半期実績に届きませんでした。しかしながら原価の低減は進み、利益率が改善したことで各利益は改善し、第1四半期同様に減収増益の決算となりました。
当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高8,908,795千円(前年同四半期比2.0%減)、営業利益381,778千円(前年同四半期比15.7%増)、経常利益420,352千円(前年同四半期比2.4%増)、四半期純利益420,003千円(前年同四半期比24.5%増)であります。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 橋梁事業
橋梁事業における当第2四半期累計期間の売上高は7,404,805千円(前年同四半期比5.7%増)、セグメント利益は383,472千円(前年同四半期比2.4%増)となりました。また、当第2四半期累計期間の受注高は5,342,212千円(前年同四半期比11.5%増)となり、当第2四半期会計期間末の受注残高は14,722,930千円(前年同四半期比26.2%減)となりました。
② 鉄構事業
鉄構事業における当第2四半期累計期間の売上高は1,503,989千円(前年同四半期比28.1%減)、セグメント損失は1,694千円(前年同四半期はセグメント損失44,450千円)となりました。また、当第2四半期累計期間の受注高は383,490千円(前年同四半期比20.5%増)となり、当第2四半期会計期間末の受注残高は943,630千円(前年同四半期比58.9%減)となりました。
当第2四半期会計期間末の総資産は、24,913,863千円で前事業年度末比1,014,477千円の減少となりました。その主な要因は現金預金及び投資有価証券の減少と受取手形・完成工事未収入金の増加によるものであります。負債は、前事業年度末比1,041,294千円減少し、6,857,041千円となりました。主な要因は未成工事受入金、短期借入金及び繰延税金負債の減少によるものであります。純資産は利益剰余金の増加とその他有価証券評価差額金の減少により、前事業年度末比26,817千円増加し、18,056,822千円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、3,001,221千円となり、前事業年度末と比較し557,614千円の減少となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は453,095千円(前年同四半期は2,077,376千円の獲得)となりました。これは主に売上債権の増加と未成工事受入金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は105,494千円(前年同四半期は85,427千円の使用)となりました。これは主に投資有価証券の売却によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は210,013千円(前年同四半期比92.2%減)となりました。これは主に、短期借入金の返済と配当金の支払いによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、14,088千円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。