第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の急増も見られましたが、各種行動制限の緩和から社会経済活動の正常化が進み、景気は持ち直しの動きが見られました。しかしながら、エネルギー・原材料価格の高騰や急激な円安の進行から、景気は先行き不透明な状態が続いております。

当業界におきましては、橋梁事業では、高速道路会社の大型案件の発注はあったものの、国土交通省、地方自治体の発注は低調に推移しました。そのような環境下で業界各社の受注確保に向けた競争は熾烈なものとなり、各工事の落札は総合評価値の僅差な争いが続きました。鉄構事業では、首都圏を中心とした大型再開発事業は概ね順調に発注される一方で、工程ずれ問題や鋼材・副資材の価格高騰の影響も相まって、ファブリケーターの受注環境は不透明感が拭い切れないままの状況で推移しました。

このような状況のもとで当社は受注の確保を最重要課題として取り組み、橋梁事業では、限られた経営資源を最大限に活かしつつ、地元や各地域への貢献も視野に入れた営業活動を展開いたしました。その結果、前年同四半期を上回る数値を残すことが出来ました。鉄構事業では、目標案件の受注予定時期が年度後半以降となり、当第2四半期累計期間の受注高は低調な結果となりました。

損益面では、原価管理を徹底する中で手持ち工事が順調に進捗し、第1四半期累計期間と比較して橋梁事業の粗利率が改善したことで赤字決算からは脱却し、営業利益を確保することが出来ました。

当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高7,324,932千円(前年同四半期比9.8%減)、営業利益163,722千円(前年同四半期比71.6%減)、経常利益237,060千円(前年同四半期比66.5%減)、四半期純利益184,352千円(前年同四半期比69.9%減)であります。

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

① 橋梁事業

橋梁事業における当第2四半期累計期間の売上高は6,200,091千円(前年同四半期比3.5%減)、セグメント利益は270,238千円(前年同四半期比60.9%減)となりました。また、当第2四半期累計期間の受注高は7,118,764千円(前年同四半期比130.3%増)となり、当第2四半期会計期間末の受注残高は17,131,144千円(前年同四半期比22.6%増)となりました。

② 鉄構事業

鉄構事業における当第2四半期累計期間の売上高は1,124,841千円(前年同四半期比33.5%減)、セグメント損失は106,515千円(前年同四半期はセグメント損失114,734千円)となりました。また、当第2四半期累計期間の受注高は1,441,959千円(前年同四半期比1,206.7%増)となり、当第2四半期会計期間末の受注残高は5,250,476千円(前年同四半期比35.7%増)となりました。

 

当第2四半期会計期間末の総資産は、22,629,232千円で前事業年度末比1,916,885千円の減少となりました。主な要因は現金預金と受取手形・完成工事未収入金の減少であります。負債は、前事業年度末比1,936,242千円減少し、3,573,331千円となりました。主な要因は支払手形・工事未払金、短期借入金及び未成工事受入金の減少であります。純資産は利益剰余金の増加とその他有価証券評価差額金の減少により、前事業年度末比19,357千円増加し、19,055,900千円となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は3,432,930千円となり、前事業年度末と比較し234,723千円の減少となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は1,535,849千円(前年同四半期比68.6%減)となりました。これは主に売上債権の減少によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は943,831千円(前年同四半期比126.2%増)となりました。これは主に有形固定資産の取得によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は826,741千円(前年同四半期比25.5%減)となりました。これは主に短期借入金の返済によるものであります。

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、27,929千円であります。
 なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。