第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景として緩やかな景気回復基調で推移しましたが、欧米の政策不安や不安定な国際情勢などによる世界経済の不確実性の高まりもあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。

このような経済状況のもと、当社グループは「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上になくてはならない企業をめざす。」ことを企業理念に掲げ、「ボルト締結分野」においてお客様が求める価値を的確に捉え、「スピード感と一体感のある製品開発体制」を基軸に保有技術を有効的に活用し、「締付」をキーワードとした幅広い製品群の開発・製造・販売を推進し、より多くのお客様に「ボルト締結」に最適な手段を提供してまいりました。

併せて、デザインを一新した「次世代工具シリーズ」の拡販、主力製品「シヤーレンチ」製品群及び充実のラインアップを誇る「ナットランナー」製品群の販売強化に加え、安全管理の要「トルク管理」製品群の売上拡大、さらにお客様要望に応えた特殊品対応を行うことによる市場の深堀りや新規市場開拓を図るなど売上高の伸長に懸命な努力をいたしました。

さらに、「TONEブランド戦略」として、モータースポーツを応援することを通じて、より多くの人々に工具の魅力を伝えることを目的に、レーサーサポートやレース協賛などを積極的に展開するとともに、現場の声に耳を傾け研究・開発に活かすことで、製品およびサービスの更なる進化と飛躍を目指すなど、新たなTONEの可能性を追求してまいりました。

 

その結果、作業工具類の売上高は、販促活動を幅広く展開するなど営業力の強化を行い15億6千9百万円となりました。機器類の売上高は、建築土木関連における計画のずれ込みなど本格的な解消には至らず、10億4千万円となりました。

従いまして、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は26億9百万円(前年同期比1.4%減)となりました。

また、利益面では営業利益は4億5千2百万円(前年同期比2.4%増)、経常利益は4億7千6百万円(前年同期比4.1%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億4千4百万円(前年同期比22.2%増)となりました。

各セグメントの概要は、次のとおりであります。
 国内におきましては、作業工具類の売上に関しては、「TONEブランド戦略」を背景に、新製品群の積極的な販売や購買意欲を高める様々な企画・販売を展開し、売上高伸長に懸命な努力を行い、機器類の売上に関しても、建設土木関連における工期の遅れ等が見られる中、様々な分野においてのお客様要望に対応した製品群を取り揃え、拡販活動に懸命な努力を行った結果、売上高合計は21億3千5百万円となり、前年同期を上回りました。その内訳は、西日本全体が10億6千6百万円(前年同期比1.6%減)、東日本全体が10億6千8百万円(前年同期比11.3%増)でありました。

しかしながら、海外におきましては、売上の鈍化は依然として解消されない中、北米市場、中国、東アジア市場における売上も未だ回復の兆しが見られず、輸出合計は4億7千4百万円(前年同期比21.4%減)となり、前年同期を下回りました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

資産合計は73億3千1百万円となり前連結会計年度末に比べ1億8千万円増加しました。この主な要因は、現金及び預金の減少5千3百万円、受取手形及び売掛金の減少7千4百万円等がありましたが、商品及び製品の増加2億2千5百万円、投資有価証券の増加1億1百万円等によるものであります。

 

(負債)

負債合計は19億7千1百万円となり前連結会計年度末に比べ1億6千1百万円減少しました。この主な要因は、短期借入金の増加2億6千9百万円等がありましたが、未払法人税等の減少1億1千万円、支払手形及び買掛金の減少1億3千3百万円、賞与引当金の減少9千9百万円、長期借入金の減少9千4百万円等によるものであります。

 

(純資産)

純資産合計は53億5千9百万円となり前連結会計年度末に比べ3億4千2百万円増加しました。この主な要因は、剰余金の配当7千2百万円等がありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益3億4千4百万円の計上、その他有価証券評価差額金の増加7千万円等によるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、3億2千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ5千3百万円の減少となりました。当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況のそれぞれの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動においては、税金等調整前四半期純利益4億7千6百万円があったものの、たな卸資産の増加2億1百万円、法人税等の支払額2億2百万円等により、資金はマイナス3千2百万円(前年同期はプラス1億8千4百万円)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動においては、有形及び無形固定資産の取得による支出1億1千3百万円等により、資金はマイナス1億1千3百万円(前年同期はマイナス7千3百万円)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動においては、長期借入金の返済による支出1億2千4百万円等ありましたが、短期借入れによる収入3億円等により資金はプラス9千2百万円(前年同期はマイナス3千2百万円)となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は21,015千円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 主要な設備

第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。

会社名

事業所名
(所在地)   

セグメントの名称

設備の内容

投資予定額

資金調達方法

着手年月

完成予定年月

総額
(千円)

既支払額
(千円)

提出
会社

大阪営業所(大阪府東大阪市)

西日本

営業所社屋

80,000

65,015

自己資金

平成29年
7月

平成30年
1月