当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、2021年5月期の連結業績予想につきまして、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難なことから未定としておりましたが、当第2四半期連結累計期間における状況、並びに現時点で入手しております将来予測情報等を踏まえ、業績予想を本日(2021年1月14日)公表しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部の個人消費では景気持ち直しの動きがみられますが、国内企業の経済活動は低調な状態が続いており、依然として世界規模での景気停滞が懸念される状況が続いております。
このような経営環境の中で、当社グループは「『ボルティング・ソリューション・カンパニー』として社会の発展に貢献し、地球上になくてはならない企業をめざす。」ことを企業理念に掲げ、「ボルト締結分野」においてお客様が求める価値を的確に捉え、「スピード感と一体感のある製品開発体制」を基軸に保有技術を有効的に活用し、より多くのお客様に「ボルト締結」に最適な手段を提供するとともに、「締結」に関する課題解決を通じて「満足」「感動」「価値」を提供してまいりました。
その結果、作業工具類の売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大による企業活動の制限が緩和されつつも、その効果は限定的であったため、16億4千6百万円となりました。機器類の売上高は、前期下半期以降の建築需要の鈍化傾向が改善には至らず、10億5千7百万円となりました。
従いまして、当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は27億3百万円(前年同期比8.2%減)となりました。一方、利益面では第1四半期に計上した仕入品の不適合品に対する処理が進んだことにより、在庫の評価減が減少したことを主要因に原価が押し下げられ、営業利益は5億2千9百万円(前年同期比4.5%増)、経常利益は5億3千8百万円(前年同期比0.9%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億6千4百万円(前年同期比2.3%増)となりました。
各セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。
(国内)
作業工具類の売上高に関しましては、新製品リリースや各種セール・キャンペーンによる販売促進活動が一般ユーザーの購買意欲を高め、また、より多くの人々に工具の魅力を伝えることを目的に行っているモータースポーツの応援(レースチームサポートやレース協賛)による継続的なブランディング活動により「TONEブランド」の浸透を進めることで新たな顧客拡大に努めましたが、コロナ禍による巣ごもり需要等により量販店市場の売上高は増加したものの、国内企業の設備投資に対する姿勢は慎重な状態が続いており、売上高は前年を下回りました。
機器類の売上高に関しましては、コードレスタイプの新製品が加わった主力製品「シヤーレンチ」製品群及び充実のラインアップを誇る「ナットランナー」製品群の販売促進活動を展開するとともに、ボルト締結に重要な役割を果たす「トルク管理機器」製品群等、競争優位性の高い製品の拡張に加え、変化、多様化するお客様要望に応えた特殊品対応を行うことによる市場ニーズの把握、新規市場開拓を図る等、売上高の伸長に向け、懸命に顧客需要を満たす提案活動を行いましたが、依然として新規建築案件が低調な状況にあり、需要回復には至らず、売上高は前年を下回りました。
その結果、売上高は21億9千6百万円(前年同期比7.1%減)となりましたが、セグメント利益は仕入品の不適合品に対する処理が進んだことで在庫の評価減が減少したこと等により、3億8千2百万円(前年同期比10.7%増)となりました。
(海外)
作業工具類の売上高に関しましては、新製品、セット品、特殊品等の提案活動を行ったものの、新型コロナウイルス感染症拡大による営業活動の制限及び需要縮小の影響が残り、売上高は前年を下回りました。
機器類の売上高に関しましては、国内同様、主力製品「シヤーレンチ」製品群及び充実のラインアップを誇る「ナットランナー」製品群の販売促進活動を展開するとともに、ボルト締結に重要な役割を果たす「トルク管理機器」製品群等、競争優位性の高い製品群の拡張に加え、新規市場開拓を図る等、売上高の伸長に向け、懸命に顧客需要を満たす提案活動を行った結果、欧州や北米ではインフラ関連案件で受注を得たものの、アジア圏においては
工事案件の中止等、経済活動の低迷が続き、売上高は前年を下回りました。
その結果、売上高は5億7百万円(前年同期比12.6%減)となり、セグメント利益は1億4千7百万円(前年同期比8.9%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
資産合計は、87億2千2百万円(前連結会計年度末80億3千5百万円)となり前連結会計年度末に比べ6億8千6百万円増加しました。この主な要因は、受取手形及び売掛金の減少8千9百万円等がありましたが、現金及び預金の増加4億9千4百万円、原材料及び貯蔵品の増加1億2千7百万円等によるものです。
(負債)
負債合計は、17億3千万円(前連結会計年度末13億6千6百万円)となり前連結会計年度末に比べ3億6千3百万円増加しました。この主な要因は、支払手形及び買掛金の減少7千5百万円等がありましたが、短期借入金の増加3億7千4百万円、長期借入金の増加1億円等によるものであります。
(純資産)
純資産合計は、69億9千1百万円(前連結会計年度末66億6千9百万円)となり前連結会計年度末に比べ3億2千2百万円増加しました。この主な要因は、配当金の支払による減少1億1千6百万円等がありましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加3億6千4百万円等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、13億9千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億9千4百万円の増加となりました。当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況のそれぞれの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動においては、たな卸資産の増加2億9千9百万円、法人税等の支払額1億4百万円等がありましたが、税金等調整前四半期純利益5億3千8百万円、売上債権の減少8千9百万円等により、資金はプラス1億5千3百万円(前年同期はプラス5億1千3百万円)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動においては、有形及び無形固定資産の取得による支出2千1百万円等により、資金はマイナス1千7百万円(前年同期はマイナス1億1千1百万円)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動においては、配当金の支払額1億1千5百万円等がありましたが、短期借入れによる収入4億円、長期借入れによる収入1億円等により、資金はプラス3億5千8百万円(前年同期はマイナス5億6千5百万円)となりました。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は21,377千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(8)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。
|
会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの 名称 |
設備の内容 |
投資金額 (千円) |
資金調達方法 |
完成年月 |
|
提出会社 |
仙台営業所 (仙台市宮城野区) |
国内 |
営業所土地建屋 |
27,962 |
自己資金 |
2020年6月 |
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。