なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国をはじめ先進国が順調に推移したのに対し、中国および東南アジアを中心に新興国の景気減速が一層顕著となりました。
わが国の経済は、企業収益の改善を背景に緩やかな回復が続きました。
一方、当社製品の主要市場である自動車産業におきましては、国内市場では軽自動車税増税の影響等もあり販売台数が減少しており、また、海外市場でも米国の利上げや中国の市場縮小など懸念材料が多く、下期の動向は予断を許さない状況であります。
こうした状況の中、当社グループは海外を中心に新規品の立上げが収益に寄与しはじめるとともに、国内では高効率な生産体制の構築およびロス低減活動などの原価改善を進めております。
当第2四半期連結累計期間の売上高は19,343百万円と前年同四半期に比べ708百万円(3.8%)の増収となり、営業利益は1,009百万円と前年同四半期と比べ655百万円(185.2%)の増益、経常利益は938百万円と前年同四半期と比べ594百万円(172.8%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は519百万円と前年同四半期と比べ371百万円(251.6%)の増益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①粉末冶金製品事業
自動車用部品につきましては、国内における売上は減少傾向ではありますが、米国および中国での無段変速機用部品等、新規品の立上げなどで堅調に推移しました。また、鉄道車両用部品につきましては、新開発の新幹線用ブレーキライニングを受注するなど売上高が増加しました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は18,457百万円と前年同四半期と比べ814百万円(4.6%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)につきましては1,609百万円と前年同四半期と比べ689百万円(74.8%)の増益となりました。
②油圧機器製品事業
北米医療業界の景気低迷・医療機器メーカーの在庫調整により、輸出減少が拡大しました。その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は881百万円と前年同四半期と比べ105百万円(10.7%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)につきましては、241百万円と前年同四半期と比べ33百万円(12.3%)の減益となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金の増加(前連結会計年度末比855百万円増)等により、16,289百万円(前連結会計年度末比969百万円増)となりました。固定資産につきましては、株価の下落による投資有価証券の評価額の減少(前連結会計年度末比346百万円減)等により、24,795百万円(前連結会計年度末比224百万円減)となりました。
以上により、資産合計は41,084百万円(前連結会計年度末比745百万円増)となりました。
流動負債につきましては、短期借入金の増加(前連結会計年度末比1,103百万円増)等により、16,231百万円(前連結会計年度末比1,200百万円増)となりました。固定負債につきましては、7,854百万円(前連結会計年度末比9百万円減)となりました。
この結果、負債合計は24,085百万円(前連結会計年度末比1,191百万円増)となりました。
純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ利益剰余金が299百万円増加、その他の包括利益累計額が723百万円減少したことにより、非支配株主持分を除くと15,255百万円(自己資本比率37.1%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は3,680百万円と、前年同四半期と比べて1,061百万円(40.6%)の増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が増加したこと等により、2,062百万円と前年同四半期と比べ197百万円(10.6%)の増加となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出が減少したこと等により、△2,020百万円と前年同四半期に比べ152百万円(7.0%)の増加となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の増加等により、868百万円(前年同四半期は△685百万円)となりました。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は115,427千円であります。