なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、英国のEU離脱問題や米国の金融政策動向等により、不透明な状況が続いております。また、中国及び東南アジアなど新興国経済の景気減速やOPECの原油減産合意に伴う原油価格上昇による下振れリスクも懸念されております。
一方、わが国経済は、円高の進行や個人消費の伸び悩みが続き、緩やかな回復にとどまっております。
当社製品の主要市場である自動車産業におきましては、国内市場では依然として軽自動車の販売台数減少が続いております。また、海外市場では、中国・欧州において増加しており、インドネシアは緩やかな回復傾向であります。
当社グループにおきましては、米国第2工場における新規品立上げ、グローバルな生産供給体制の再構築による生産効率及び設備稼働率の向上を推進しております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は18,518百万円と前年同四半期に比べ825百万円(4.3%)の減収、営業利益は976百万円と前年同四半期と比べ33百万円(3.3%)の減益、経常利益につきましては円高による為替差損の増加等により755百万円と前年同四半期と比べ183百万円(19.5%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は343百万円と前年同四半期と比べ175百万円(33.9%)の減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①粉末冶金製品事業
自動車用部品の売上につきましては、海外の仕事量は増加したものの、円高による為替の影響等により減少となりました。一方、セグメント利益(営業利益)につきましては、原価改善活動の成果、原材料やエネルギー価格の下落等により増益となりました。また、鉄道車両用部品の売上につきましては、新規開発の新幹線用パンタグラフ用集電材が正式採用となり、収益性の向上に寄与しました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は17,645百万円と前年同四半期と比べ811百万円(4.4%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)につきましては、1,676百万円と前年同四半期と比べ66百万円(4.1%)の増益となりました。
②油圧機器製品事業
海外メディカル・デンタル販売は好調でしたが、国内メディカル・商社販売が減少しました。その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は867百万円と前年同四半期と比べ13百万円(1.5%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)につきましては、海外拡販活動による経費の増加等により222百万円と前年同四半期と比べ18百万円(7.8%)の減益となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金の増加(前連結会計年度末比493百万円増)等により、15,655百万円(前連結会計年度末比108百万円増)となりました。固定資産につきましては、有形固定資産の減少(前連結会計年度末比705百万円減)等により、24,937百万円(前連結会計年度末比734百万円減)となりました。
以上により、資産合計は40,592百万円(前連結会計年度末比625百万円減)となりました。
流動負債につきましては、支払手形及び買掛金の減少(前連会計年度末比343百万円減)等により、15,781百万円(前連結会計年度末比356百万円減)となりました。固定負債につきましては長期借入金の増加(前連結会計年度末比328百万円増)等により、8,749百万円(前連結会計年度末比226百万円増)となりました。
この結果、負債合計は24,531百万円(前連結会計年度末比129百万円減)となりました。
純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ利益剰余金が182百万円増加、その他の包括利益累計額が537百万円減少したことにより、非支配株主持分を除くと14,407百万円(自己資本比率35.5%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は3,169百万円と前年同四半期と比べて510百万円(13.9%)の減少となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少等により、2,186百万円と前年同四半期と比べ124百万円(6.0%)の増加となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出の増加等により、△2,387百万円と前年同四半期に比べ367百万円(18.2%)の減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、新規短期借入金の減少等により、685百万円と前年同四半期と比べ182百万円(21.0%)の減少となりました。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は116,611千円であります。