なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国では、引き続き個人消費が増加し、欧州でも概して回復基調にあります。また、中国を含むアジア経済は底堅く推移した一方、わが国は実感なき緩やかな景気回復が続いております。
当社製品の主要市場である自動車産業におきましては、国内市場は軽自動車の反動増もあり、前年同期比で増加した一方、米国では乗用車販売が減少傾向にあります。
こうした状況の中、当社グループは米国第2工場で本年8月から量産開始するTNGA新規製品のエンジン用部品や自動変速機用部品等の立上げ準備、グローバルな最適生産・供給体制の整備、及び生産効率の向上を狙った合理化投資を推進しております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は9,125百万円と前年同四半期に比べ79百万円(0.9%)の減収、営業利益は202百万円と前年同四半期と比べ290百万円(59.0%)の減益、経常利益は180百万円と前年同四半期と比べ132百万円(42.3%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は72百万円と前年同四半期と比べ70百万円(49.2%)の減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①粉末冶金製品事業
自動車用部品につきましては、米国での生産準備費用の増加及び原材料価格の上昇等により減益となりました。また、鉄道車両用部品につきましては、新規開発の新幹線用ブレーキライニングの搭載車両増加で売上増となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は8,655百万円と前年同四半期と比べ112百万円(1.3%)の減収となり、セグメント利益につきましては、571百万円と前年同四半期と比べ261百万円(31.4%)の減益となりました。
②油圧機器製品事業
主にデンタル販売(日本・北米・アジア)が大きく売上を伸ばし、好調に推移しました。一方、国内メディカル販売は画像診断メーカーの在庫調整等により減少となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は466百万円と前年同四半期と比べ32百万円(7.5%)の増収となり、セグメント利益につきましては、128百万円と前年同四半期と比べ14百万円(12.5%)の増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金の増加(前連結会計年度末比1,275百万円増)等により、17,696百万円(前連結会計年度末比1,342百万円増)となりました。固定資産につきましては、有形固定資産の増加(前連結会計年度末比541百万円増)等により、27,497百万円(前連結会計年度末比457百万円増)となりました。
以上により、資産合計は45,194百万円(前連結会計年度末比1,800百万円増)となりました。
流動負債につきましては、電子記録債務の増加(前連結会計年度末比723百万円増)、賞与引当金の増加(前連結会計年度末比465百万円増)等により、18,502百万円(前連結会計年度末比1,569百万円増)となりました。固定負債につきましては長期借入金の増加(前連結会計年度末比388百万円増)等により、8,900百万円(前連結会計年度末比346百万円増)となりました。
この結果、負債合計は27,402百万円(前連結会計年度末比1,916百万円増)となりました。
純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ利益剰余金が103百万円減少、その他の包括利益累計額が78百万円増加したことにより、非支配株主持分を除くと15,890百万円(自己資本比率35.2%)となりました。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は69,819千円であります。