文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国では依然として個人消費が伸長し、中国を含むアジア経済も底堅い内需と輸出の好調を背景に総じて拡大基調にあります。また、わが国経済も緩やかな景気回復が続いております。
当社製品の主要市場である自動車産業におきましては、国内市場は新型車の投入効果により、前年同期比で増加した一方、米国では乗用車販売が減少しております。
こうした状況の中、当社グループは米国第2工場を新設し、トヨタTNGA新規製品や自動変速機用部品等を本年8月から本格的に量産を開始いたしましたが、生産準備費用の負担増や原材料市況の世界的な上昇等が利益を圧迫しております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は18,877百万円と前年同四半期に比べ359百万円(1.9%)の増収、営業利益は548百万円と前年同四半期と比べ427百万円(43.8%)の減益、経常利益は492百万円と前年同四半期と比べ262百万円(34.7%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は210百万円と前年同四半期と比べ132百万円(38.7%)の減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①粉末冶金製品事業
自動車用部品につきましては、上記のとおりであります。また、鉄道車両用部品につきましては、新規開発の新幹線用ブレーキライニングの搭載車両増加で売上増となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は17,896百万円と前年同四半期と比べ251百万円(1.4%)の増収となり、セグメント利益につきましては、1,263百万円と前年同四半期と比べ412百万円(24.6%)の減益となりました。
②油圧機器製品事業
主に国内・北米・アジアのデンタルチェア用が大きく売上を伸ばし好調に推移しました。一方、国内の画像診断機器(CT・MRI)用につきましては、メーカーの在庫調整等により減少となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は975百万円と前年同四半期と比べ108百万円(12.5%)の増収となり、セグメント利益につきましては、282百万円と前年同四半期と比べ60百万円(27.0%)の増益となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金の増加(前連結会計年度末比808百万円増)、受取手形及び売掛金の増加(前連結会計年度末比468百万円増)等により、18,119百万円(前連結会計年度末比1,765百万円増)となりました。固定資産につきましては、有形固定資産の増加(前連結会計年度末比733百万円増)等により、27,867百万円(前連結会計年度末比827百万円増)となりました。
以上により、資産合計は45,986百万円(前連結会計年度末比2,592百万円増)となりました。
流動負債につきましては、短期借入金の増加(前連結会計年度末比500百万円増)、1年内返済予定の長期借入金の増加(前連結会計年度末比238百万円増)等により、17,655百万円(前連結会計年度末比722百万円増)となりました。固定負債につきましては長期借入金の増加(前連結会計年度末比1,647百万円増)等により、9,959百万円(前連結会計年度末比1,405百万円増)となりました。
この結果、負債合計は27,614百万円(前連結会計年度末比2,127百万円増)となりました。
純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ利益剰余金が34百万円増加、その他の包括利益累計額が395百万円増加したことにより、非支配株主持分を除くと16,345百万円(自己資本比率35.5%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は3,975百万円と前年同四半期と比べて806百万円(25.4%)の増加となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加等により、1,348百万円と前年同四半期と比べ837百万円(38.3%)の減少となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出の増加等により、△2,467百万円と前年同四半期に比べ79百万円(3.3%)の減少となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、新規長期借入金の増加等により、1,890百万円と前年同四半期と比べ1,204百万円(175.6%)の増加となりました。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は147,002千円であります。