第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国では安定した雇用と個人消費の伸長による景気拡大が継続しており、中国を含むアジア経済も底堅い内需と輸出の好調を背景に総じて拡大基調にあります。また、わが国経済も緩やかな景気回復が続いております。

当社製品の主要市場である自動車産業におきましては、国内では新型車の投入効果により前年同期比で販売台数が増加となった一方、米国では減少しております。

こうした状況の中、当社グループは米国第2工場を新設し、トヨタTNGA新規製品や自動変速機用部品等を昨年8月から本格的に量産を開始いたしましたが、生産準備費用の負担増や原材料市況の世界的な上昇等が利益を圧迫しております。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は28,976百万円と前年同四半期に比べ1,108百万円4.0%)の増収、営業利益は1,121百万円と前年同四半期と比べ432百万円(27.8%)の減益、経常利益は1,037百万円と前年同四半期と比べ394百万円(27.5%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、米国における税制改正による繰延税金資産の取崩しに伴う影響等により371百万円と前年同四半期と比べ383百万円(50.8%)の減益となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

①粉末冶金製品事業

自動車用部品につきましては、上記のとおりであります。また、鉄道車両用部品につきましては、新規開発の新幹線用ブレーキライニングの搭載車両増加で売上増となりました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は27,502百万円と前年同四半期と比べ1,001百万円(3.8%)の増収となり、セグメント利益につきましては、2,216百万円と前年同四半期と比べ340百万円(13.3%)の減益となりました。

 

②油圧機器製品事業

主に国内・北米・アジアのデンタルチェア用が大きく売上を伸ばし好調に推移しました。
 これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,468百万円と前年同四半期と比べ107百万円(7.9%)の増収となり、セグメント利益につきましては、442百万円と前年同四半期と比べ67百万円(17.9%)の増益となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金の増加(前連結会計年度末比922百万円増)、受取手形及び売掛金の増加(前連結会計年度末比389百万円増)等により、18,278百万円(前連結会計年度末比1,924百万円増)となりました。固定資産につきましては、有形固定資産の増加(前連結会計年度末比881百万円増)等により、28,062百万円(前連結会計年度末比1,022百万円増)となりました。
  以上により、資産合計は46,340百万円(前連結会計年度末比2,946百万円増)となりました。
 流動負債につきましては、短期借入金の増加(前連結会計年度末比540百万円増)等により、17,365百万円(前連結会計年度末比432百万円増)となりました。固定負債につきましては長期借入金の増加(前連結会計年度末比1,896百万円増)等により、10,208百万円(前連結会計年度末比1,654百万円増)となりました。

この結果、負債合計は27,574百万円(前連結会計年度末比2,087百万円増)となりました。

純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ利益剰余金が41百万円増加、その他の包括利益累計額が642百万円増加したことにより、非支配株主持分を除くと16,599百万円(自己資本比率35.8%)となりました。

 

(3)研究開発活動
 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は221,833千円であります。