第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

(経営成績の状況)

当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国では雇用環境及び個人消費の改善等による景気拡大が継続しました。一方、中国では景気は減速傾向で推移したものの、アジア全体では好調な輸出を背景に拡大基調にあります。また、わが国経済も緩やかな景気回復が続いております。

当社製品の主要市場である自動車産業におきましては、前年同期に対し、アジアで販売台数が増加した一方、国内は横ばい、米国は主に乗用車で減少しました。

こうした状況の中、当社グループは米国第2工場における新規自動変速機用部品の立上げを完了し、さらに前年度に立上げた新規品増産の準備を行っております。また、国内では新四輪駆動用機能部品・ハイブリッド車用インバーター部品等の量産開始に向けた準備を加速しております。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は19,590百万円と前年同四半期に比べ712百万円3.8%)の増収、営業利益は602百万円と前年同四半期と比べ54百万円(10.0%)の増益、経常利益は529百万円と前年同四半期と比べ36百万円(7.5%)の増益となりました。一方、前期末に米国会計基準により米国子会社の繰延税金資産を取崩した影響や、非支配株主の割合が高い子会社利益が増加したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は165百万円と前年同四半期と比べ45百万円(21.6%)の減益となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

①粉末冶金製品事業

自動車用部品につきましては、米国における前年度立上げの新規品等により3.7%の売上増となりました。また、鉄道車両用部品につきましては、前年度に引続き、2016年度新規開発の新幹線用ブレーキライニングの搭載車両増加により17.1%の売上増となりました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は18,659百万円と前年同四半期と比べ762百万円4.3%)の増収となり、セグメント利益につきましては、1,375百万円と前年同四半期と比べ111百万円8.8%)の増益となりました。

 

②油圧機器製品事業

手術台用及び画像診断機器用製品は堅調に推移したものの、デンタルチェア用製品は前年度受注増の反動で北米を中心に売上減となりました。
 これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は925百万円と前年同四半期と比べ49百万円5.1%)の減収となり、セグメント利益につきましては、249百万円と前年同四半期と比べ32百万円11.7%)の減益となりました。

 

 

(財政状態の状況)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、現金及び預金の減少(前連結会計年度末比1,021百万円減)等により、17,210百万円(前連結会計年度末比977百万円減)となりました。固定資産につきましては、有形固定資産の増加(前連結会計年度末比715百万円増)等により、28,622百万円(前連結会計年度末比727百万円増)となりました。
  以上により、資産合計は45,832百万円(前連結会計年度末比249百万円減)となりました。
 流動負債につきましては、1年内返済予定の長期借入金の減少(前連結会計年度末比603百万円減)等により、17,806百万円(前連結会計年度末比153百万円減)となりました。固定負債につきましては長期借入金の減少(前連結会計年度末比153百万円減)、リース債務の減少(前連結会計年度末比61百万円減)等により、9,286百万円(前連結会計年度末比258百万円減)となりました。

この結果、負債合計は27,092百万円(前連結会計年度末比411百万円減)となりました。

純資産の合計は、前連結会計年度末に比べ利益剰余金が33百万円増加、その他の包括利益累計額が158百万円増加したことにより、非支配株主持分を除くと16,558百万円(自己資本比率36.1%)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は3,274百万円と前年同四半期と比べて701百万円17.6%)の減少となりました。
 営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の減少等により、2,009百万円と前年同四半期と比べ660百万円49.0%)の増加となりました。
 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得による支出の減少等により、△2,073百万円と前年同四半期に比べ393百万円15.9%)の増加となりました。
 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出の増加等により、△997百万円(前年同四半期は1,890百万円)となりました。

 

(3)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は179,701千円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。