第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績

当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善などにより設備投資や個人消費が底堅く推移し、緩やかな回復基調が継続しておりますものの、米中貿易摩擦、英国のEU離脱問題、日韓関係の悪化などの懸念材料もあり、景気の先行きについては依然として不透明な状況で推移しました。

こうした経済環境の下、当社グループは全社員を一丸とする企業文化“コーポレートカルチャー”を醸成し、創立100周年(2023年度)にあるべき姿を目指すため、経営ビジョンを「モノづくりのプロに応え モノづくりの愉しさを育む」、経営スローガンを「私たちは工具を通じ、あらゆるモノづくりの要求に応えるとともに、つくる愉しさを伝え広げる事で社会に貢献します」と定め、その浸透と発信を図り、経営目標達成に向けて努力してまいりました。また、2019年4月にコーポレートカルチャーの醸成促進とより機能的な組織体制とすべく、組織改革を実施し、社長室をコーポレートカルチャー醸成に特化させ、営業部に営業企画・推進部門を統合させるとともに、取引先別販売チャネル展開を加速すべくeビジネス推進部門を新設しました。また、顧客満足の充実を図るため、カスタマーサービス部門を独立させました。そして、将来を見据え、金属製品事業では生産設備の拡充並びに人的な投資・充実を、レジャー事業ではサービス向上に向けた設備投資を計画的に進めてまいりました。

このように経営目標達成への取組みに注力しましたが、売上高は前年同期比5.2%減の40億8千7百万円(前年同期43億1千3百万円)となり、利益面では減収影響に人件費増も加わり、営業利益で同41.4%減の1億4千6百万円(同2億4千9百万円)、経常利益で同48.6%減の1億1千1百万円(同2億1千6百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益で同58.2%減の4千7百万円(同1億1千3百万円)となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

(金属製品事業)

 国内売上は前年同期に比べ減少しました。ハンドツール部門ではレンチ類において本締めに迫るプロ仕様を謳った「ハイブリッドモンキレンチⅩ W-ZERO」や軸の強いソケット「ストロック」などの新商品投入による増加がありましたものの、OEM製品の低調などにより減少し、ファスニング部門では工業用ファスナーにおいて新規案件の獲得などがありましたが、継続案件の工法変更による注文減や工期遅延影響を補えず減少しました。切削工具部門については拡販努力を行いましたが、継続的な価格競争影響により減少しました。

海外売上についても前年同期に比べ減少しており、ハンドツール部門では主力販売国である韓国の経済環境や流通在庫増加影響により、レンチ類・電設工具などが大幅に減少しました。ファスニング部門においてはエアーリベッター等のファスニングツールが米国における流通在庫増加影響により減少したものの、韓国・大洋州向けの拡販が奏効し増加しました。

その結果、金属製品事業の合計売上高は前年同期比5.5%減の39億1千6百万円(前年同期41億4千4百万円)となりました。利益面ではセグメント利益が減収や人件費増により、前年同期比60.1%減の7千3百万円(同1億8千3百万円)となりました。

 

(レジャー事業)

ゴルフ練習場におけるお客様一人当たり売上高は高気温などの天候影響と思われる滞在時間の減少やキャンペーン企画実施により低下しましたものの、入場者数はサービス向上や集客施策により前年同期に比べ増加し、売上高は前年同期比0.8%増の1億7千万円(前年同期1億6千9百万円)となりました。セグメント利益は前年同期に実施した設備修繕等の費用が無くなり、同10.3%増の7千3百万円(同6千6百万円)となりました。

 

②財政状態

当第3四半期連結会計期間末における総資産は79億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億7百万円減少しました。

 

(資産)

流動資産は前連結会計年度末比2億6千7百万円減の49億4千4百万円となりました。これは主にたな卸資産の増加がありましたものの、現金及び預金や受取手形及び売掛金、電子記録債権が減少したことによるものです。

固定資産は同5千9百万円増の29億5千7百万円となりました。これは主に投資有価証券の時価評価に伴う減少や減価償却による既存の有形固定資産の減少がありましたが、工場棟新築を中心とした設備計画進捗による新たな有形固定資産の増加によるものです。

 

(負債)

流動負債は前連結会計年度末比6千2百万円減の24億1千7百万円となりました。これは主に短期借入金の増加がありましたものの、未払法人税等やリース債務が減少したことによるものです。

固定負債は同1億1千5百万円減の13億7百万円となりました。これは長期借入金及び社債の減少を主因としたものです。

 

(純資産)

純資産は前連結会計年度末比2千9百万円減の41億7千6百万円となりました。これは主に配当支出による利益剰余金及び投資有価証券の時価評価に伴うその他有価証券評価差額金の減少によるものです。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は8千8百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。