第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 財政状態の状況

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産は365億6千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億6百万円減少4.7%減)いたしました。これは主に現金及び預金の減少(50億2千4百万円)及び原材料及び貯蔵品の増加(14億7千8百万円)によるものであります。

固定資産は609億8千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ53億1千3百万円増加9.5%増)いたしました。これは主に投資有価証券の増加(30億1千9百万円)によるものであります。

この結果、総資産は975億5千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ35億7百万円増加3.7%増)いたしました。

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債は163億7千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億2千8百万円減少6.4%減)いたしました。これは主に賞与引当金の減少(7億7千5百万円)及び1年内返済予定の長期借入金の減少(2億5千6百万円)によるものであります。固定負債は135億1千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億8千8百万円増加12.4%増)いたしました。これは主に繰延税金負債の増加(10億3千1百万円)によるものであります。

この結果、負債合計は、298億9千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億6千万円増加1.2%増)いたしました。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は676億6千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ31億4千6百万円増加4.9%増)いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金の増加(20億9千1百万円)によるものであります。

この結果、自己資本比率は65.2%(前連結会計年度末は64.4%)となりました。

 

 

② 経営成績の状況

当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高が前年同四半期に比べ66億1千2百万円増収(前年同四半期比12.3%増)の602億4千5百万円となりました。

損益の状況につきましては、営業利益が前年同四半期に比べ5億9千3百万円増益(前年同四半期比141.2%増)の10億1千4百万円、経常利益は前年同四半期に比べ10億9千2百万円増益(前年同四半期比112.8%増)の20億6千万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期に比べ8億9千7百万円増益11億2千9百万円(前年同四半期比385.1%増)となりました。

当第3四半期3か月間(10~12月)の売上高は219億6千4百万円となり、本年四半期比較では最高額となりました。また、同3か月間の営業利益は8億9百万円で、第2四半期(4~9月)の営業利益2億4百万円に対して395.3%の増益となりました。コロナ禍に伴う部品調達難でお客様の生産が安定しないなどの生産上の変化点が多く、かつ鋼材・物流費の高騰を受けた原価上の逆風に晒された四半期でしたが、過去最高レベルの合理化改善に加え、鋼材高騰の一部価格反映等により、増益を確保することができました。

合理化改善としては、我々の強みとする生産性向上による労務費・稼働費の改善、固定費の変動費化、および原材料改善による全員参加での総費用改善活動を実施しており、外部環境に左右されず損益分岐構造を維持、改善できる強い経営体質づくりを実施しております。

第4四半期につきましても、部品調達難、新型コロナウイルス感染症の影響で主要なお客様の減産等先行きの不透明感は依然として残り、かつ鋼材・物流費・資材高騰は継続すると考えられますが、合理化改善の更なる積み増しや出来得る限りの販売価格反映を緩むことなく推進し、公表計画の達成を目指します。

 

〔参考〕2021年10月28日公表 2022年3月期通期連結業績予想

(単位:百万円)

売上高

80,500

営業利益

1,700

経常利益

2,050

親会社株主に帰属する
当期純利益

1,200

 

 

なお、来年度以降の中長期経営計画につきましては「中発グループ Global Vision2025」でご説明させて頂きましたとおりの売上計画に変更はございません。主要なお客様の電動化戦略に対応したEV・FCV対応製品のラインナップ拡充、製品の高付加価値化、およびカーボンニュートラル環境への貢献、社会ニーズへの対応を目指すSDGs化の推進を積極的に実施し、中長期経営計画の達成に向け努力してまいります。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、売上高はセグメント間の売上高を含んでおります。

〔日本〕

新型コロナウイルス感染症の影響を受けた前年度と比べ主要取引先の自動車生産及び販売台数が増加したため、売上高450億2千8百万円(前年同四半期比7.5%増)、営業利益18億6千7百万円(同31.1%増)となりました。

なお、収益認識会計基準等の適用は「日本」セグメントのみ影響いたしますが、売上高への影響は軽微であります。

〔北米〕

新型コロナウイルス感染症の影響を受けた前年度と比べ主要取引先の自動車生産及び販売台数が増加したため、売上高47億2千6百万円(前年同四半期比20.6%増)となりましたが、鋼材・物流費・資材費の高騰などにより、営業損失6億6千8百万円(前年同四半期は6億5百万円の営業損失)となりました。

〔中国〕

為替変動の影響などにより、売上高77億2百万円(前年同四半期比7.3%増)となりましたが、売上数量の減少、鋼材の高騰及び売上構成の変化などにより、営業利益7億4千8百万円(同28.1%減)となりました。

 

〔アジア〕

新型コロナウイルス感染症の影響を受けた前年度と比べ主要取引先の自動車生産及び販売台数が増加したため、売上高95億8千4百万円(前年同四半期比76.8%増)となりましたが、鋼材・物流費の高騰などにより、営業利益1億7千1百万円(前年同四半期は4億円の営業損失)となりました。

 

(2) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、10億3千7百万円(前年同四半期比15.31%増)であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。