第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境改善や各種政策の効果もあり、緩やかな景気回復の動きがみられるものの、一方で人件費、物流コストの増加などに伴う物価上昇が懸念されるなど、先行きは不透明な状況が続いております。

 当社グループの主力品種である18L缶は、塗料・化学分野が好調に推移し、当中間連結会計期間の売上高は前年対比で1.4%増加しております。また、美術缶につきましては、予定通り5月から新規生産設備の稼働を開始したものの、出荷数量の減少により、当中間連結会計期間の売上高は前年対比で15.7%減少しております。

 このような中、当社グループの当中間連結会計期間の売上高は、5,791百万円(前年同期比3.0%減)、営業損失は115百万円(前年同中間期は営業損失111百万円)、経常損失は96百万円(前年同中間期は経常損失71百万円)、親会社株主に帰属する中間純損失は20百万円(前年同中間期は親会社株主に帰属する中間純損失64百万円)となりました。

 セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

①金属缶製造販売事業

 製品別売上高                                  (単位:百万円、%)

 

前年同期

当中間連結会計期間

前年同期比

金額

構成比

金額

構成比

金額

増減率

18L缶

4,379

74.4

4,440

77.8

60

1.4

美術缶

1,246

21.2

1,050

18.4

△195

△15.7

その他

261

4.4

218

3.8

△42

△16.2

5,887

100.0

5,709

100.0

△177

△3.0

 金属缶製造販売事業の売上高は5,709百万円(前年同期比3.0%減)、営業損失は160百万円(前年同中間期は営業損失150百万円)となりました。

②不動産賃貸事業

 不動産賃貸事業の売上高は82百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は44百万円(前年同期比13.3%増)となりました。

 

(資産)

 当中間連結会計期間末における流動資産は6,839百万円となり、前連結会計年度末に比べ245百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が120百万円、電子記録債権が486百万円増加し、現金及び預金が767百万円減少したことによるものであります。固定資産は5,728百万円となり、前連結会計年度末に比べ153百万円減少いたしました。これは主に投資その他の資産が129百万円、無形固定資産が23百万円減少したことによるものであります。

 この結果、総資産は12,567百万円となり、前連結会計年度末に比べ398百万円減少いたしました。

 

(負債)

 当中間連結会計期間末における流動負債は4,981百万円となり、前連結会計年度末に比べ120百万円減少いたしました。これは主に電子記録債務が295百万円増加し、短期借入金が200百万円、支払手形及び買掛金が165百万円、その他(主に未払金)が48百万円減少したことによるものであります。固定負債は2,677百万円となり、前連結会計年度末に比べ167百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が101百万円、繰延税金負債が61百万円減少したことによるものであります。

 この結果、負債合計は7,659百万円となり、前連結会計年度末に比べ287百万円減少いたしました。

 

(純資産)

 当中間連結会計期間末における純資産合計は4,908百万円となり、前連結会計年度末に比べ111百万円減少いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金が76百万円減少し、親会社株主に帰属する中間純損失20百万円及び剰余金の配当26百万円によるものであります。

 この結果、自己資本比率は31.5%(前連結会計年度末は31.4%)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

 当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同期末に比べ281百万円減少し、当中間連結会計期間末には、1,128百万円となりました。

 当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

①営業活動によるキャッシュ・フロー

 営業活動の結果使用した資金は360百万円(前年同期は得られた資金814百万円)となりました。これは主に税金等調整前中間純損失△2百万円、減価償却費184百万円、工場閉鎖損失43百万円、投資有価証券売却損益△137百万円、売上債権の増加△606百万円、棚卸資産の減少46百万円、仕入債務の増加130百万円等によるものであります。

 

②投資活動によるキャッシュ・フロー

 投資活動の結果使用した資金は86百万円(前年同期比46.9%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出△208百万円、無形固定資産の取得による支出△17百万円、投資有価証券の取得による支出△3百万円、有価証券の売却による収入144百万円等によるものであります。

 

③財務活動によるキャッシュ・フロー

 財務活動の結果使用した資金は321百万円(前年同期は得られた資金120百万円)となりました。これは主に長短有利子負債の減少△287百万円、配当金の支払額△33百万円等によるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

①キャッシュ・フローの状況

 当中間連結会計期間末の現金及び現金同等物は1,128百万円となり、前連結会計年度末に比べ281百万円減少いたしました。これは営業活動の結果使用した資金360百万円、投資活動の結果使用した資金86百万円、財務活動の結果使用した資金321百万円によるものであります。

 その結果有利子負債残高は、2,847百万円となりました。

 上記の他、各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

②財務政策

 当社グループは、運転資金及び設備資金等につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入につきましては、長期借入金で調達することを基本としております。

 

3【重要な契約等】

 該当事項はありません。