文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済情勢は、米国経済は堅調な個人消費を背景に引き続き緩やかな成長を維持しましたが、欧州では英国のEU離脱決定による域内経済への懸念増大、中国の成長鈍化と設備投資の低迷、資源国では原油価格低迷による財政の圧迫、実体経済の悪化など不透明感が増す状況となりました。
一方、日本経済は、積極的な緩和政策は維持されていますが、円高による企業業績への影響、景気回復のもたつきによる消費マインドの低下等で成長のペースが減速し、景況感はまだら模様の状況となっています。
このような経済環境のもと当社事業においては、自動車・建設機械業界向け事業は比較的堅調に推移しましたが、一般産業機械業界向け事業、舶用業界向け事業は市況の悪化により需要が低迷しました。また、各セグメントにおいて、急速に進んだ円高により売上、利益とも影響を受けました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は680億51百万円(前年同期比5.6%減)、営業利益は49億50百万円(前年同期比40.5%減)、経常利益は43億70百万円(前年同期比56.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は21億82百万円(前年同期比64.6%減)となりました。
セグメント別の事業状況は次のとおりであります。
[自動車・建設機械業界向け事業]
当事業は、為替換算の押し下げ影響を受けましたが、自動車向け製品の販売が国内・北米で堅調に推移すると共に欧州新会社の販売も寄与したことにより、当セグメントの売上高は435億11百万円(前年同期比1.1%増)となりました。営業利益は34億74百万円(前年同期比20.5%減)となりました。
[一般産業機械業界向け事業]
当事業は、国内及びアジアパシフィックでの需要が減少したことに加え、為替換算の押し下げ影響も大きく、当セグメントの売上高は151億11百万円(前年同期比11.1%減)、営業利益は12億60百万円(前年同期比35.1%減)となりました。
[舶用業界向け事業]
当事業は、景況の悪化に伴い新造船の需要が減少し、修繕の部品需要も大幅減となったことから、当セグメントの売上高は51億88百万円(前年同期比33.0%減)、営業利益は65百万円(前年同期比96.7%減)となりました。
[航空宇宙・光工学業界向け事業]
当事業は、航空宇宙関連製品の販売が減少したことにより、当セグメントの売上高は42億39百万円(前年同期比2.2%減)となりました。営業利益は1億56百万円(前年同期比948.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は148億17百万円となり、前連結会計年度末対比32億52百万円減少いたしました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は59億73百万円(前年同期比35.7%減)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益43億48百万円、減価償却費34億17百万円を計上した一方、法人税等の支払額21億69百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は59億28百万円(前年同期比22.4%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出50億32百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は18億61百万円(前年同期比203.2%増)となりました。これは主に配当金の支払額合計19億16百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は8億91百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。