当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、輸出が引き続き弱含むなかで製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復していくことが期待されています。通商問題を巡る動向や、中国経済の先行き、英国のEU離脱の影響、金融資本市場の変動の影響等のリスクに留意する必要があります。
当社はこのような状況の中、各事業で拡販に努め、当第3四半期累計期間の売上高は4,580百万円と前年同四半期比40百万円(0.9%)の増加となりました。
利益面については、売上総利益が1,041百万円と前年同四半期比135百万円(14.9%)の増加、営業利益は286百万円と前年同四半期比136百万円(91.6%)の増加、経常利益は292百万円と前年同四半期比137百万円(88.7%)の増加、四半期純利益は209百万円と前年同四半期比99百万円(91.0%)の増加となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 電力通信部門
電力通信部門においては、電力業界では2020年の発送電部門の法的分離が控えており、省エネ推進や電力システム改革が進み、資材調達の全面見直し、修繕費の削減が行われ、販売価格、物量がともに下落しております。通信業界においても設備投資抑制が継続しており、架線金物需要は低調に推移しております。
一方、鉄塔・鉄構は、送電鉄塔の経年による建替えの増加により、売上高・利益ともに増加となりました。
この結果、売上高は3,171百万円と前年同四半期比144百万円(4.8%)の増加、セグメント利益は481百万円と前年同四半期比126百万円(35.8%)の増加となりました。
② 建材部門
建材部門においては、都心での大型再開発事業も順調に進み好況であるが、建設業界ではオリンピック期間中の工事抑制に協力をしており、発注が控えられております。
この結果、売上高は1,409百万円と前年同四半期比104百万円(6.9%)の減少、セグメント利益は106百万円と前年同四半期比14百万円(16.0%)の増加となりました。
(2) 財政状態の分析
(総資産)
総資産は、前事業年度末に比べ170百万円減少し5,057百万円となりました。これは、主にたな卸資産88百万円の増加と、現金及び預金103百万円の減少、売上債権102百万円、その他流動資産46百万円、繰延税金資産27百万円の減少によるものです。
(負債)
負債は、前事業年度末に比べ360百万円減少し2,124百万円となりました。これは、主に仕入債務247百万円、未払法人税等44百万円、未払費用52百万円、設備関係未払金51百万円の減少によるものです。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べ190百万円増加し2,933百万円となりました。これは、主に四半期純利益209百万円の計上による増加と、配当金23百万円の支払によるものです。この結果、有利子負債比率(D/Eレシオ)は0.02倍と良好な水準にあります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ103百万円減少し1,462百万円となりました。
当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は11百万円(前年同四半期比351百万円の増加)となりました。これは、主に税引前四半期純利益及び減価償却費を409百万円計上したこと、仕入債務の減少額247百万円、売上債権の減少額102百万円、たな卸資産の増加額88百万円、法人税等の支払額99百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は34百万円(前年同四半期比35百万円の減少)となりました。これは、主に有形及び無形固定資産の取得による支出80百万円と有形及び無形固定資産の売却による収入49百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は57百万円(前年同四半期比37百万円の減少)となりました。これは、主に割賦債務の返済による支出26百万円、配当金の支払額23百万円によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、38百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。