当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の感染対策に万全を期し、経済社会活動を継続していく中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直していくことが期待されています。ただし、感染症による影響や供給面での制約、原材料価格の動向による下振れリスクに十分注意し、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。
新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、全国的にオミクロン株による感染の急拡大を受けて、再び複数の都市でまん延防止等重点措置が適用される等、依然として収束時期等の予測は困難な状況が続いております。
当社はこのような状況の中、各事業で拡販に努め、当第3四半期累計期間の売上高は4,790百万円と前年同四半期比107百万円(2.3%)の増加となりました。
利益面については、売上総利益が954百万円と前年同四半期比89百万円(8.6%)の減少、営業利益は139百万円と前年同四半期比154百万円(52.6%)の減少、経常利益は147百万円と前年同四半期比153百万円(51.0%)の減少、四半期純利益は102百万円と前年同四半期比102百万円(△49.9%)の減少となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 電力通信部門
電力業界では配電工事の予算削減傾向はあるものの、老朽化している設備への更改工事があり架線金物は順調に推移しました。また、通信業界では高度無線環境推進事業による設備投資が増加したため、一部製品の需要が増加しております。
鉄塔・鉄構は、送電鉄塔の経年による建替え需要はあるものの、設備投資抑制の影響で民間需要が減少したことで、売上高も減少しております。
この結果、売上高は3,072百万円と前年同四半期比83百万円(2.6%)の減少、セグメント利益は369百万円と前年同四半期比98百万円(21.1%)の減少となりました。
② 建材部門
建材業界は、オリンピック後の端境期を脱し、回復基調に向かうという動向が予測されておりますが、鋼材価格の高騰や、納期の長期化などの影響によって大型物件の工程が遅延するなど全体的に動きが悪い状況となっております。
この結果、売上高は1,718百万円と前年同四半期比190百万円(12.5%)の増加、セグメント利益は110百万円と前年同四半期比28百万円(20.3%)の減少となりました。
(2) 財政状態の分析
(総資産)
総資産は、前事業年度末に比べ87百万円増加し5,429百万円となりました。これは、主に売上債権167百万円、有形及び無形固定資産162百万円、棚卸資産52百万円の増加、現金及び預金338百万円の減少によるものです。
(負債)
負債は、前事業年度末に比べ10百万円増加し2,223百万円となりました。これは、主に仕入債務136百万円の増加、未払法人税等85百万円の減少によるものです。
(純資産)
純資産は、前事業年度末に比べ76百万円増加し3,205百万円となりました。これは、主に四半期純利益102百万円の計上による増加と、配当金23百万円の支払によるものです。この結果、有利子負債比率(D/Eレシオ)は0.01倍と良好な水準にあります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ338百万円減少し1,184百万円となりました。
当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は13百万円(前年同四半期は281百万円の獲得)となりました。これは、主に税引前四半期純利益及び減価償却費を272百万円計上したこと、仕入債務の増加額136百万円、売上債権の増加額167百万円、法人税等の支払額133百万円、棚卸資産の増加額52百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は296百万円(前年同四半期は187百万円の使用)となりました。これは、主に有形及び無形固定資産の取得による支出301百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は28百万円(前年同四半期は29百万円の使用)となりました。これは、主に配当金の支払額23百万円によるものです。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、60百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。