当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染拡大により極めて厳しい状況となりましたが、欧米では段階的に経済活動が再開し、緩やかな回復の兆しが見られます。しかしながら、感染再拡大の懸念は根強く、景気の先行きは依然不透明な状況が続いております。中国では一部業種で回復の傾向が見られるものの、米国との貿易摩擦の影響もあり、回復速度は緩やかなものとなっております。
わが国経済も、緊急事態宣言解除以降、徐々に経済活動が再開しており、個人消費等に持ち直しの動きは見えますが、業種・業態により回復時期や規模に差があり、依然厳しい状況が続いております。
当社グループにおきましては、国内外経済の低迷により非常に厳しい事業環境となっておりますが、新型コロナウイルス感染拡大防止を優先しつつ、製品の供給と営業活動の継続に努めてまいりました。また、新製品開発を促進し、受注・売上の確保等に取り組んでまいりましたが、当第2四半期連結累計期間における売上高は4,904百万円(前年同四半期比19.0%減)となりました。利益面では、受注減少に伴う生産調整の実施等により、営業利益は523百万円(前年同四半期比41.8%減)、経常利益は654百万円(前年同四半期比27.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は453百万円(前年同四半期比28.2%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
① 日本
新型コロナウイルス感染症の影響により自動車・建設業界等が減産したため、全般的に販売が振るわず、売上高は3,892百万円(前年同四半期比24.7%減)、セグメント利益(営業利益)は生産調整の実施等もあり23百万円(前年同四半期比94.6%減)となりました。
② 中国
金属用・住宅資材用チップソーともに販売が減少したことにより、売上高は1,810百万円(前年同四半期比14.7%減)、セグメント利益(営業利益)は394百万円(前年同四半期比13.3%減)となりました。
③ アジア
金属用チップソーの販売が減少したことにより、売上高は538百万円(前年同四半期比19.6%減)、セグメント利益(営業利益)は31百万円(前年同四半期比40.2%減)となりました。
④ アメリカ
住宅資材用チップソーの販売は堅調に推移したものの、金属用チップソーの販売が減少したことにより、売上高は791百万円(前年同四半期比12.1%減)、セグメント利益(営業利益)は価格競争の激化等もあり63百万円(前年同四半期比37.6%減)となりました。
⑤ ヨーロッパ
金属用チップソーの販売が減少したことにより、売上高は253百万円(前年同四半期比24.9%減)、利益面では、為替の影響もあり、セグメント利益(営業利益)は10百万円(前年同四半期比61.4%減)となりました。
流動資産は、前連結会計年度に比べ微増し、14,067百万円となりました。主な要因は、「受取手形及び売掛金」が517百万円減少した一方、「現金及び預金」が575百万円増加したことなどによるものです。
固定資産は、前連結会計年度に比べ7.2%増加し、15,277百万円となりました。主な要因は、「機械装置及び運搬具」が231百万円減少した一方、「投資有価証券」が1,279百万円増加したことなどによるものです。
この結果、総資産は前連結会計年度に比べ3.7%増加し、29,345百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度に比べ11.3%減少し、1,308百万円となりました。主な要因は、「支払手形及び買掛金」が81百万円減少したことなどによるものです。
固定負債は、前連結会計年度に比べ45.7%増加し、1,369百万円となりました。主な要因は、「繰延税金負債」が436百万円増加したことなどによるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度に比べ10.9%増加し、2,678百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度に比べ3.0%増加し、26,667百万円となりました。主な要因は「その他有価証券評価差額金」が879百万円増加したことなどによるものです。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、5,789百万円(前年同四半期比18.6%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、税金等調整前四半期純利益の計上等により、1,112百万円(前年同四半期は675百万円の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、定期預金の預入による支出等により、32百万円(前年同四半期は342百万円の減少)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は、配当金の支払等により、353百万円(前年同四半期は414百万円の減少)となりました。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は31百万円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。