第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国では、景気の回復傾向は持続しているものの、一方で新型コロナウイルス感染症の変異株による感染再拡大により個人消費の拡大ペースはやや鈍化しています。欧州では、各国で経済活動の制限が段階的に緩和され、景気の回復基調が維持されています。中国については、個人消費は堅調に推移していますが、政府の投資抑制策などにより景気回復のペースはやや減速傾向にあります。

わが国経済は、海外経済の回復に伴う輸出の増加等を背景に景気の持ち直しの動きが見られましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大により緊急事態宣言が断続的に発出され、経済活動が制限されるなど厳しい状況が続きました。また、半導体の供給不足による自動車産業等への影響も懸念され、景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いています。

このような状況下、当社グループにおきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止を最優先にしつつ、「中期経営計画」(2021年度~2023年度)で掲げた重点戦略「効率的な生産体制の構築」、「新製品の開発および既存技術の向上」等に取り組んでまいりました。

当第2四半期連結累計期間における売上高は、国内外市場で受注が回復し総じて販売が好調に推移したことにより、6,996百万円(前年同四半期比42.7%増)となりました。利益面では、コロナ禍により受注が減少し休業を余儀なくされた前年の同時期に比べ、大幅に操業度が改善されるとともに、海外工場での自動・省人化設備による生産効率が向上したことなどにより、営業利益は1,448百万円(前年同四半期比176.8%増)、経常利益は1,563百万円(前年同四半期比138.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,098百万円(前年同四半期比142.4%増)となりました。

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等の適用により、当第2四半期連結累計期間の売上高及び販売費及び一般管理費はそれぞれ35百万円減少しています。なお、営業利益に与える影響はありません。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

① 日本

コロナ禍により受注が大きく落ち込んだ前年同四半期と比較し、輸出を含めた販売は総じて好調に推移し、売上高は5,605百万円(前年同四半期比44.0%増)、セグメント利益(営業利益)は、受注の回復により工場の操業度が向上したことにより、523百万円(前年同四半期比2,163.6%増)となりました。

② 中国

金属用チップソー及び住宅資材用チップソーの販売が好調に推移し、売上高は2,799百万円(前年同四半期比54.6%増)、セグメント利益(営業利益)は、生産効率の向上などにより、735百万円(前年同四半期比86.4%増)となりました。

③ アジア

金属用チップソーの受注の回復に加え、住宅資材用チップソーの販売も堅調に推移し、売上高は720百万円(前年同四半期比33.8%増)、セグメント利益(営業利益)は、生産効率の向上や付加価値の高い金属用チップソーの販売増加により、87百万円(前年同四半期比178.6%増)となりました。

④ アメリカ

金属用チップソーの販売が前年同四半期と比較して回復したことなどにより、売上高は869百万円(前年同四半期比9.8%増)、セグメント利益(営業利益)は84百万円(前年同四半期比32.9%増)となりました。

 

⑤ ヨーロッパ

金属用チップソーの販売の増加により、売上高は369百万円(前年同四半期比45.7%増)、セグメント利益(営業利益)は29百万円(前年同四半期比183.5%増)となりました。

 

流動資産は、前連結会計年度に比べ9.5%増加し、17,173百万円となりました。主な要因は、「現金及び預金」が1,184百万円増加したことなどによるものです。

固定資産は、前連結会計年度に比べ7.3%増加し、16,196百万円となりました。主な要因は、「投資有価証券」が1,085百万円増加したことなどによるものです。

この結果、総資産は前連結会計年度に比べ8.4%増加し、33,369百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度に比べ15.1%増加し、1,761百万円となりました。主な要因は、「未払法人税等」が148百万円増加したことなどによるものです。

固定負債は、前連結会計年度に比べ25.9%増加し、1,775百万円となりました。主な要因は、「繰延税金負債」が366百万円増加したことなどによるものです。

この結果、負債合計は前連結会計年度に比べ20.3%増加し、3,536百万円となりました。

純資産合計は、前連結会計年度に比べ7.1%増加し、29,833百万円となりました。主な要因は「その他有価証券評価差額金」が743百万円増加したことなどによるものです。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、7,332百万円(前年同四半期比26.7%増)となりました。
 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の増加は、税金等調整前四半期純利益の計上等により、1,331百万円(前年同四半期は1,112百万円の増加)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は、定期預金の預入による支出等により、886百万円(前年同四半期は32百万円の減少)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の減少は、配当金の支払等により、357百万円(前年同四半期は353百万円の減少)となりました。

 

(3) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は38百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。