第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国及び欧州では、大幅な物価上昇と各国中央銀行による利上げの継続、ウクライナ情勢の影響によるエネルギー価格の高騰等により景況感は悪化しています。中国においては、ゼロコロナ政策の影響を受け、個人消費の低迷、生産活動の制限等により景気回復のペースは減速傾向にあります。

わが国経済は、新型コロナウイルス感染症の抑制と経済活動の両立が進み、景気回復に向けた動きが見受けられたものの、原材料・エネルギー価格の高騰や世界経済の減速懸念、半導体・各種部品の供給不足による生産調整などにより、依然として先行きは不透明な状況が続いています。

このような状況下、当社グループにおきましては、中期経営計画(2021年度~2023年度)に掲げた「効率的な生産体制の構築」「新製品の開発および既存技術の向上」等の重点戦略を推し進めるとともに、販売価格の見直しを行いました。

この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、住宅関連市場における巣ごもり需要が落ち着いたため減少したものの、金属用チップソーが伸長したことにより、10,689百万円(前年同四半期比0.6%増)となりました。利益面では、原材料・エネルギー価格や物流コスト等の高騰が影響し、営業利益は1,573百万円(前年同四半期比30.4%減)、経常利益は2,063百万円(前年同四半期比17.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,445百万円(前年同四半期比17.3%減)となりました。

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

① 日本

巣ごもり需要が落ち着き、住宅資材用チップソーの販売が減少したことにより、売上高は8,467百万円(前年同四半期比3.1%減)、セグメント利益(営業利益)は、原材料・エネルギー価格高騰等の影響により、689百万円(前年同四半期比24.1%減)となりました。

② 中国

ゼロコロナ政策の影響等による金属用チップソーの販売減少と住宅資材用チップソーの受注減少により、売上高は4,221百万円(前年同四半期比0.1%減)、セグメント利益(営業利益)は、原材料価格の高騰や為替の影響等により、622百万円(前年同四半期比42.0%減)となりました。

③ アジア

住宅資材用チップソー及び金属用チップソーの販売が堅調に推移し、売上高は1,207百万円(前年同四半期比11.4%増)、セグメント利益(営業利益)は、増収効果及び新規導入設備による生産効率の向上により、162百万円(前年同四半期比20.2%増)となりました。

④ アメリカ

金属用チップソーの販売が堅調に推移し、売上高は1,450百万円(前年同四半期比13.4%増)、セグメント利益(営業利益)は、物流コストの上昇や人件費の高騰等により、68百万円(前年同四半期比43.0%減)となりました。

⑤ ヨーロッパ

金属用チップソーの販売が回復したことなどにより、売上高は625百万円(前年同四半期比13.5%増)、セグメント利益(営業利益)は、60百万円(前年同四半期比24.5%増)となりました。

 

 

流動資産は、前連結会計年度に比べ2.3%増加し、18,861百万円となりました。主な要因は「現金及び預金」が503百万円減少した一方、「有価証券」が500百万円、「原材料及び貯蔵品」が409百万円増加したことなどによるものです。

固定資産は、前連結会計年度に比べ7.0%増加し、16,260百万円となりました。主な要因は「機械装置及び運搬具(純額)」が988百万円増加したことなどによるものです。

この結果、総資産は前連結会計年度に比べ4.5%増加し、35,121百万円となりました。

流動負債は、前連結会計年度に比べ28.8%減少し、1,660百万円となりました。主な要因は「支払手形及び買掛金」が268百万円、「未払法人税等」が264百万円減少したことなどによるものです。

固定負債は、前連結会計年度に比べ1.7%減少し、1,179百万円となりました。主な要因は「繰延税金負債」が21百万円減少したことなどによるものです。

この結果、負債合計は前連結会計年度に比べ19.6%減少し、2,840百万円となりました。

純資産合計は、前連結会計年度に比べ7.3%増加し、32,281百万円となりました。主な要因は「為替換算調整勘定」が1,667百万円増加したことなどによるものです。

 

(2) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は72百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。