第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 (1) 業績の状況

 当第3四半期累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)におけるわが国経済は、中国経済の減速をはじめ、アジア新興国の景気の下振れ懸念などにより業況判断には慎重さが見られたものの、円安や原油安に伴う企業業績の好調な推移、雇用状況の改善などを背景に国内景気は緩やかに回復いたしました。
 当社の主力分野であります石油暖房機器業界におきましては、世界的な原油の供給過剰懸念により灯油価格が下落した一方で、エルニーニョ現象が発生したことによる記録的な暖冬の影響を受け、市場規模は前年に比べて縮小いたしました。
 こうしたなかにあって当社は、市場や住環境の変化に対応した商品開発に取り組んでまいりました。
 暖房機器におきましては、日本国内の自社工場での生産による迅速な商品供給力と、安心して商品をお使いいただくための品質保証体制がお客様に評価され、業界内で確たる地位を築いております。
 主力商品であります石油暖房機器におきましては、デザイン重視のニーズに応え、ツートンカラーの斬新な外観を採用した家庭用石油ファンヒーター・SDRタイプを新発売いたしました。この他、お客様の要望に即した商品開発を行い、全9タイプ30機種の商品を発売いたしましたが、暖冬の影響を受けて、売上は前年同期実績を下回りました。
 また、セラミックファンヒーター2機種を新発売して電気暖房市場に新規参入いたしましたが、石油暖房機器の落ち込みを補うまでには至りませんでした。
 加湿器におきましては、リビングの大型化やビジネス用ニーズの高まりから家庭用としては業界最大となる1800ml/hの加湿量となる新商品を含めて4タイプ19機種を発売し、売上は前年同期実績を上回りました。
 以上の結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高は161億6百万円(前年同期比4.6%減)、営業利益は13億66百万円(同4.1%減)、経常利益は14億7百万円(同6.4%減)、四半期純利益は10億2百万円(同3.3%減)となりました。

 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。
 各営業所における石油暖房機器販売におきましては、大手家電量販店にて当社上位機種の販売構成比を高めるべく商品勉強会などの営業活動を積極的に展開し、ホームセンターではシェアアップを図るべく小型タイプの積極的な販売に努めてまいりましたが販売最盛期の11~12月の記録的な暖冬により販売は落ち込みました。今年、セラミックファンヒーターを新発売し、電気暖房市場に新規参入いたしましたが、石油暖房機器の落ち込みを補うまでには至りませんでした。
 加湿器におきましては、健康志向の高まりやエアコン暖房との併用が進むなかで新規に大能力タイプをラインナップに加え万全な商品供給体制と併せ販売は堅調に推移いたしました。
 以上の結果、各営業所売上高合計は前年同期比5.1%減となりました。
 営業部におきましては、石油暖房機器の輸出が前年並みを維持し売上高は前年同期比0.5%減少いたしました。

 

 (2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 (3) 研究開発活動

 当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、4億46百万円であります。なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。