第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国では堅調な雇用環境に加え新政権への期待感が消費者マインドを押し上げ、企業景況感も幅広い業種で改善を見せています。欧州でも個人消費が牽引し緩やかながらも景気は回復していますが、新興諸国では米国の金利上昇や米ドル高が資本流出を誘発しており、通貨下落などの影響が拡大しています。一方、わが国経済は個人消費には依然力強さを欠くものの、米大統領選後の円安・株高を受け企業景況感は好転しています。

このような状況の下、当社グループは、海外生産の増強、グローバル市場での販売拡大、国内住宅関連市場の占有率拡大や非住宅関連市場の開拓などを目指し、戦略的な製品開発、生産、営業活動を展開いたしました。国内における売上は、主に非住宅関連刃物などが増加し微増となりました。一方、海外での売上は、期中円高による為替換算レートの影響などから減少となり、当第3四半期連結累計期間の売上高は127億9千1百万円(前年同期比5.9%減)となりました。

利益面につきましても、為替による期中売上減少の影響が大きく、また、製造原価の減価償却費などが増加したことなどから、営業利益は6億9千4百万円(前年同期比30.5%減)となりました。経常利益は、営業外収益で為替差益1億1百万円を計上したことから7億8千8百万円(前年同期比15.4%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億7千万円(前年同期比1.7%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

① 日本

国内向けは非住宅関連刃物などが増加し微増したものの、海外向けは自動車関連刃物や合板用刃物が減少したことなどにより、売上高は103億6千3百万円(前年同期比5.5%減)となり、期中円高による為替の影響と製造原価の減価償却費が増加したことなどから、営業利益7千7百万円(前年同期比79.3%減)となりました。

② インドネシア

木工関連刃物などが減少し、売上高は19億5千7百万円(前年同期比19.1%減)となり、営業利益は1億9千5百万円(前年同期比30.0%減)となりました。

③ 米国

自動車関連刃物などが好調に推移し、現地通貨ドル建て売上では増加したものの円換算額では減少となり、売上高は9億4千万円(前年同期比10.4%減)、営業利益は8千6百万円(前年同期比9.0%減)となりました。

④ 欧州

木工関連刃物などが好調に推移し、現地通貨ユーロ建て売上では増加したものの円換算額では減少となり、売上高は12億7百万円(前年同期比9.2%減)、営業利益は1億3千2百万円(前年同期比7.9%減)となりました。

⑤ 中国

現地通貨人民元建て売上では増加したものの円換算額では減少となり、売上高は13億9千4百万円(前年同期比17.0%減)、営業利益は1億1千6百万円(前年同期比16.1%減)となりました。

なお、セグメント別の売上高は、セグメント間の内部売上高を含めて記載しております。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(3) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は1億9千4百万円でありました。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。