当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国・欧州の成長率に鈍化傾向が見られるものの、先進国では概ね緩やかな景気回復基調が続いています。また、新興国についても、中国などアジア諸国中心に、輸出拡大のみならずインフラ投資や個人消費などの内需が堅調です。わが国経済も、企業の輸出・生産活動の持ち直しが進み、個人所得の改善とともに省力化・効率化のための設備投資マインド改善の動きが見られます。しかしながら、米国発の保護主義的な通商政策や政策金利の引き上げが先行きの不透明感を強めているとともに、国内では労働需給の逼迫や資源価格の上昇といった懸念材料があり、国内外とも楽観視できない状況です。
このような状況の下、当社グループは、海外生産の増強、グローバル市場での販売拡大、国内住宅関連市場の占有率拡大や非住宅関連市場の開拓などを目指し、戦略的な製品開発、生産、営業活動を展開いたしました。国内における売上は、住宅関連刃物、非住宅関連刃物ともに前年同期から増加となりました。一方、海外での売上も、特に欧州市場・中国市場が円安の追い風もあり大幅増収となり、当第1四半期連結累計期間の売上高は49億8千9百万円(前年同期比8.6%増)となりました。
利益面につきましては、生産性向上など売上原価率が改善したことなどから、営業利益は5億1千万円(前年同期比35.8%増)となりました。経常利益は、為替差益5千万円を計上したことなどから5億6千万円(前年同期比40.2%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億1千万円(前年同期比42.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 日本
国内向け、海外向けともに自動車関連刃物などが増加したことから、売上高は41億円(前年同期比11.5%増)となり、生産性向上など売上原価が改善したことなどにより、営業利益は2億9千2百万円(前年同期比140.3%増)となりました。
② インドネシア
製紙関連刃物及び自動車関連刃物などが増加したことから、売上高は7億1千3百万円(前年同期比7.1%増)となり、営業利益は6千9百万円(前年同期比17.2%増)となりました。
③ 米国
鋼管関連刃物及び自動車関連刃物などが増加し、売上高は3億8千1百万円(前年同期比3.9%増)となりましたが、営業利益は2千万円(前年同期比45.9%減)となりました。
④ 欧州
自動車関連刃物などが増加し、売上高は5億9千5百万円(前年同期比21.9%増)、営業利益は6千4百万円(前年同期比3.1%増)となりました。
⑤ 中国
木工関連刃物及び製本紙工関連刃物などが増加し、売上高は5億7千万円(前年同期比19.8%増)となりましたが、営業利益は4千2百万円(前年同期比12.7%減)となりました。
なお、セグメント別の売上高は、セグメント間の内部売上高を含めて記載しております。
財政状態は、次のとおりであります。
(資産)
当第1四半期末における流動資産は151億1千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億3千4百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が3億3千9百万円増加したことなどによるものであります。固定資産は128億8千万円となり、前連結会計年度末に比べ3千万円減少いたしました。これは主に有形固定資産が前連結会計年度末に比べ3千万円増加したものの、無形固定資産が1千6百万円減少、投資その他の資産が4千5百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、279億9千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億3百万円増加いたしました。
(負債)
当第1四半期末における流動負債は45億9千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億9千3百万円増加いたしました。これは主に賞与引当金が2億6千2百万円減少、未払法人税等が2億円減少したものの、流動負債その他が8億3千7百万円増加したことなどによるものであります。固定負債は6億2千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ6千4百万円減少いたしました。これは主に固定負債その他が3千7百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、負債合計は、52億2千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億2千9百万円増加いたしました。
(純資産)
当第1四半期末における純資産合計は227億7千万円となり、前連結会計年度末に比べ2億2千6百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金が2億1百万円増加したものの、為替換算調整勘定が4億2千3百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は81.3%(前連結会計年度末は82.8%)となりました。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は7千万円でありました。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。