当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、各国とも景気は極めて厳しい状況で推移しました。また、感染者が再拡大する地域が出てくる等、依然先行き不透明な状況が続くと見込まれます。一方、わが国経済におきましては、輸出や個人消費を中心に停滞しているものの、自動車業界など一部の業種では感染拡大の防止策を講じつつ、経済活動を段階的に引き上げる動きも見られます。
当社グループにおいて、企業活動が制限された状況の下、生産性の維持、お客様とのWeb会議の開催、訪問活動の再開など営業活動に取り組みましたが、世界規模での景気落ち込みに伴い、当社が販売する工業用刃物の需要も落ち込み、前年同期を大きく下回る結果となりました。国内における売上は、住宅関連刃物、非住宅関連刃物ともに前年同期から減少しました。また、海外での売上も、中国および米国向けを中心に減少し、当第2四半期連結累計期間の売上高は74億6千4百万円(前年同期比22.1%減)となりました。
利益面につきましては、売上高の減少が大きく影響し、営業損失は2億3千9百万円(前年同期は7億3千1百万円の営業利益)、営業外収益として助成金収入を1億3千万円計上したものの、為替差損を1億3千3百万円計上したことから2億4千4百万円の経常損失(前年同期は6億1千9百万円の経常利益)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は3億8千7百万円(前年同期は4億1千6百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 日本
国内向けでは、住宅関連刃物、非住宅関連刃物ともに減少、海外向けでは自動車関連刃物が減少し、売上高は56億7百万円(前年同期比30.4%減)、営業損失は3億9千5百万円(前年同期は5億3千2百万円の営業利益)となりました。
② インドネシア
製紙関連刃物が増加したものの木工関連刃物などが減少したことから、売上高は13億1百万円(前年同期比7.2%減)、営業利益は1億9百万円(前年同期比2.6%減)となりました。
③ 米国
自動車関連刃物および鋼管関連刃物などが減少したことから、売上高は5億2千7百万円(前年同期比24.6%減)、営業利益は3千万円(前年同期比21.6%減)となりました。
④ 欧州
紙工関連刃物が増加したものの木工関連刃物および自動車関連刃物が減少したことから、売上高は8億7千1百万円(前年同期比10.7%減)となりましたが、営業利益は6千5百万円(前年同期比52.4%増)となりました。
⑤ 中国
木工関連刃物および自動車関連刃物などが減少したことから、売上高は7億3千1百万円(前年同期比23.0%減)、営業損失は1千1百万円(前年同期は4千4百万円の営業利益)となりました。
⑥ ベトナム
自動車関連刃物が増加したことから、売上高は1億1千5百万円(前年同期比108.3%増)、営業損失は5千1百万円(前年同期は1千4百万円の営業損失)となりました。
なお、セグメント別の売上高は、セグメント間の内部売上高を含めて記載しております。
財政状態は、次のとおりであります。
(資産)
当第2四半期末における流動資産は125億2千2百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億5千3百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が3億8千万円増加したものの、受取手形及び売掛金が7億9千8百万円減少したことなどによるものであります。固定資産は145億1千万円となり、前連結会計年度末に比べ4億3千3百万円減少いたしました。これは投資その他の資産が1億5千7百万円増加したものの、有形固定資産が前連結会計年度末に比べ5億7千2百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は270億3千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億8千6百万円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期末における流動負債は30億6千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億2千6百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が2億9千7百万円減少し、電子記録債務が1億7千1百万円減少したことなどによるものであります。固定負債は7億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ2千1百万円増加いたしました。これは退職給付に係る負債が2千5百万円減少したものの、固定負債その他が4千7百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は37億6千8百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億4百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期末における純資産合計は232億6千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億8千2百万円減少いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金が1億4千9百万円増加したものの、利益剰余金が5億1千9百万円減少したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は86.1%(前連結会計年度末は84.1%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億8千万円増加し、当第2四半期末には34億8千5百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は10億7千9百万円(前年同期比15.5%減)となりました。収入の主な内訳は、売上債権の減少9億7千8百万円、減価償却費8億4千9百万円であります。支出の主な内訳は、税金等調整前四半期純損失2億4千6百万円、仕入債務の減少4億6千6百万円、たな卸資産の増加1億2千7百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は5億1千4百万円(前年同期比64.4%減)となりました。これは、主として有形固定資産の取得による支出4億7千1百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は1億5千5百万円(前年同期比52.6%減)となりました。これは、主として配当金の支払額1億3千2百万円によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更を行っております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項」の(追加情報)の(会計上の見積りの不確実性に関する追加情報)をご参照ください。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は1億4千3百万円でありました。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。