第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、新たに締結した重要な契約は次のとおりであります。

  技術援助・生産及び販売契約

契約会社名

相手方の名称

国名

契約品目

契約締結日

契約内容

契約期間

株式会社

パイオラックス

(当社)

A.RAYMOND

et Cie SCS

フランス

ファスニング商品

平成29年

10月16日

1.営業協力

2.技術支援協力

3.生産及び販売協力

平成29年10月16日から

平成39年10月15日まで

(注)1.本契約は平成29年9月27日開催の取締役会において決議し、平成29年10月16日に契約発効致しました。

   2.両社間の資本提携は行わず、両社の独立性及び販売方針は維持致します。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、政府・日銀による経済政策や金融緩和等により個人消費、雇用情勢が底堅く推移し、景気は全体として緩やかな回復基調にあるものの、米国の政権運営や新興国経済の減速懸念、またアジアにおける地政学リスクの高まり等を背景に、依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社グループの主要なお取引先である自動車業界につきましては、海外では米国や中国などを中心に好調を持続しており、また国内でも円安基調の持続により輸出が好調だったこと等により、国内生産台数は4,671千台と前年同期比5.9%の増加となりました。このような需要環境のもと当社グループといたしましては、お取引先からのニーズを確実に捕捉し、グローバルな拡販活動を継続的に推進した結果、売上高は33,197百万円と、前期比1,683百万円(5.3%)の増収となりました。

一方利益面におきましては、増収効果に加え、より一層の合理化を推進いたしました結果、営業利益は5,170百万円(前期比5.5%増)、経常利益は5,538百万円(前期比4.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,003百万円(前期比5.3%増)となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

(自動車関連等)

  米国をはじめ新興国市場等にグローバル拡販を積極的に推進した結果、売上高は31,328百万円(前期比5.7%増)となりました。一方利益面においては、収益改善活動をグループ一丸となって推進した結果、営業利益は5,623百万円(前期比6.0%増)となりました。

 

(医療機器)

  拡販を積極的に推進いたしましたが、一部上市の遅れ等により、売上高は1,869百万円(前期比0.9%減)となりました。一方利益面においては、主に合理化活動等により、営業利益は△1百万円(前期は28百万円の損失)となりました。

 

 財政状態は、次のとおりであります。

 当第2四半期末の資産合計は、現金及び預金、投資有価証券の増加等により2,955百万円増加し、95,624百万円となりました。
 負債合計は、未払法人税等の減少等により220百万円減少し、13,024百万円となりました。
 純資産合計は、利益剰余金の増加等により3,175百万円増加し、82,600百万円となりました。

 

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

  当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、税金等調整前四半期純利益5,492百万円および減価償却費1,810百万円等の収入要因に対し、法人税等の支払額1,679百万円および有形固定資産の取得による支出1,626百万円等の支出要因の結果、前連結会計年度末と比較して2,706百万円(11.2%)増加し、当第2四半期連結会計期間末には26,882百万円となりました。

 

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費および法人税等の支払額等により4,768百万円の収入(前年同期比 17.6%増)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により1,288百万円の支出(前年同期比 65.4%減)となりました。

 

 なお、営業活動により得られたキャッシュ・フローと投資活動により使用したキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは、3,480百万円となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

  財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額等により781百万円の支出(前年同期比 7.2%減)となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 なお、当社は財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針を定めており、その内容等(会社法施行規則第118条第3号に掲げる事項)は次のとおりであります。

 

  ①基本方針の内容
 当社は、上場会社として当社の株式の自由な取引が認められている以上、株式の大規模買付提案又はこれに類似する行為があった場合においても、提案に応じるか否かの判断については、最終的には当社株式を保有する株主の皆様の判断に委ねられるべきものであり、これらを一概に否定すべきではないと考えております。しかしながら株式の大規模買付のなかには、その目的等から見て企業価値ひいては株主共同の利益に対する明白な侵害をもたらすもの、株主に株式の売却を事実上強要するおそれがあるもの、対象会社の取締役会や株主の大規模買付の内容等について検討し、あるいは対象会社の取締役会が代替案を提案するための十分な時間や情報を提供しないもの、対象会社が買収者の提示した条件よりも有利な条件をもたらすために買収者との交渉を必要とするものなど、対象会社の企業価値ひいては株主共同の利益に資さないものも少なくありません。
 このように当社株式の大規模買付を行う者が、当社の経営の基本理念、企業価値の様々な源泉、当社を支える利害関係者(ステークホルダー)との信頼関係を十分に理解し、当社の企業価値及び株主共同の利益を中長期的に確保・向上させる意向を有する者でなければ、当社の企業価値ひいては株主共同の利益は毀損されることになります。
 そこで当社は、このような当社株式の大規模買付に対しては、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を守る必要があると考えます。

 

  ②基本方針の実現に資する取組み
  当社は、投資家の皆様が当社の株式に中長期的に投資していただくため、当社の企業価値及び株主共同の利益を向上させる目的で、「経営の基本方針」、「中長期的な経営戦略」及び「コーポレート・ガバナンスの取組み」の施策を実行しております。当社は、これらの施策を通して企業価値及び株主共同の利益を向上させ、ひいては当社の株式の価値に適正に反映されていくことが株主からの負託に応える経営の基本課題であると認識しております。

    当社における会社の支配に関する基本方針は、上記の目的を達成するために、短期的利益だけを求めるような濫用的買収等の対象とされにくい株式会社を構築することを目指すものであります。

 

 

 

  ③基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組み
 当社は、買収防衛策の非更新(廃止)後も当社株式の大規模買付行為を行おうとする者に対しては、大規模買付行為の是非を株主の皆様が適切に判断するための必要かつ十分な情報提供を求め、あわせて当社取締役会の意見等を開示し、株主の皆様が検討するための時間の確保に努めるなど、金融商品取引法、会社法その他関係法令の許容する範囲内において、適切かつ断固たる措置を講じてまいります。

 

  ④具体的取組みに対する当社取締役会の判断及びその理由
 ②に記載した各取組みは、①に記載した基本方針に従い、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に沿うものであり、当社会社役員の地位の維持を目的とするものではありません。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、268百万円であります。
 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。