第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、政府による積極的な経済政策が実施されており、緩やかな回復基調が続いているものの、イギリスのEU離脱、中国をはじめとするアジア新興国の経済成長鈍化などにより円高傾向が強まるなど、先行きは依然として不透明な状況にあります。

当社グループの大口需要家であります電力会社においては、原子力発電停止に伴う代替発電燃料費増加の影響に加え、今年度より開始された電力小売全面自由化による新電力への切り替えや、今後予定されている送配電部門の法的分離などにより、事業環境が大きく変化しております。NTTにおいても、光サービスの提供エリアがほぼ充足したことから、当社グループに関連した設備投資が抑制傾向となっており、厳しい受注環境となっております。

このような状況のなか、当社グループの生産部門では、子会社を含め設備ならびに業務の効率化によるコスト削減や品質管理の推進、顧客ニーズに応じた生産体制の構築を図り、価格競争力のある製品の生産に取り組みました。

営業部門では、電力会社・NTT向け新製品の市場投入をはじめ、コンクリート柱の建替関連製品、街路灯・防犯灯LED化関連製品の拡販、また新規需要に向けた活動など積極的な営業を展開しました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,633百万円と前年同期に比べ363百万円、7.3%の減収となりました。経常利益は152百万円と前年同期に比べ282百万円、64.9%の減益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は117百万円と前年同期に比べ151百万円、56.3%の減益となりました。

 

 セグメントに代わる需要分野別の業績は、次のとおりであります。

① 交通信号・標識・学校体育施設関連

交通信号・標識関連は、全国的にコンクリート柱の建替や信号機のLED化工事などにより堅調に推移しました。また、学校体育施設関連についても、防塵ネットに関係した工事などがあり、好調に推移しました。その結果、売上高は488百万円と前年同期に比べ27百万円、6.0%の増収となりました。

 

② ブロードバンド・防災無線関連

防災無線関連は、全国的に新規工事が立ち上がり堅調に推移しました。ブロードバンド関連は、市場価格の厳しい状況が続いておりますが、当第2四半期においては、新規物件工事が東日本エリアで立ち上がり、堅調となりました。その結果、売上高は424百万円と前年同期並みとなりました。

 

③ 情報通信・電話関連

情報通信関連は、設備投資抑制の影響により、移動体アンテナ設置工事および光伝送路工事が低調に推移しました。電話関連は、当社グループに関連した設備投資が一巡したことや昨年度好調に推移しましたコンクリート柱の建替関連製品の受注が一段落したことから低調に推移しました。その結果、売上高は1,008百万円と前年同期に比べ383百万円、27.5%の減収となりました。
 

④ 配電線路関連

配電線路関連は、原子力発電停止に伴う代替発電燃料費増加の影響に加え、今年度より開始された電力小売全面自由化などにより、依然設備投資は抑制傾向にありますが、新製品の市場投入など、受注確保に努めました。その結果、売上高は1,845百万円と前年同期並みとなりました。

 

⑤ その他

一般民需、公共工事関連は、街路灯・防犯灯LED化工事などがあり、堅調に推移しました。また、鉄道関連においても、コンクリート柱建替に伴う付帯工事が堅調に推移しました。その結果、売上高は865百万円と前年同期並みとなりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前連結会計年度末より325百万円増加し、3,698百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、654百万円のプラス(前第2四半期連結累計期間は556百万円のプラス)となりました。

これは、主に税金等調整前四半期純利益の計上161百万円、減価償却費の計上173百万円及び売上債権の減少624百万円による資金の増加と、未払消費税等の減少83百万円及び法人税等の支払い252百万円による資金の減少によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、170百万円のマイナス(前第2四半期連結累計期間は94百万円のマイナス)となりました。

これは、主に無形固定資産の売却による収入57百万円及び貸付金の回収による収入20百万円による資金の増加と、有形固定資産の取得による支出243百万円による資金の減少によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、139百万円のマイナス(前第2四半期連結累計期間は356百万円のマイナス)となりました。

これは、主に長期借入金の借入100百万円による資金の増加と、長期借入金の返済による支出65百万円及び配当金の支払い160百万円による資金の減少によるものです。

 

 

(3) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ296百万円減少し、18,423百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における資産、負債及び純資産の状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(資産の部)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ281百万円減少し、10,791百万円となりました。 

これは、主に現金及び預金が325百万円増加したことと、受取手形及び売掛金が644百万円減少したことによるものです。 

固定資産は、前連結会計年度末に比べ14百万円減少し、7,631百万円となりました。 

これは、主に有形固定資産が12百万円増加したことと、無形固定資産が29百万円減少したことによるものです。 

 

(負債の部)

負債は、前連結会計年度末に比べ186百万円減少し、3,240百万円となりました。 

これは、主に未払法人税等が198百万円減少したことによるものです。

 

(純資産の部)

純資産は、前連結会計年度末に比べ109百万円減少し、15,182百万円となりました。

これは、主に利益剰余金が43百万円及び為替換算調整勘定が85百万円減少したことによるものです。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、104百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は次のとおりであります。

 

会社名
事業所名

所在地

需要分野別の名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達
方法

着手及び完了予定

完成後の
増加能力

総額
(千円)

既支払額
(千円)

着手

完了

イワブチ(株)松戸第2工場

千葉県松戸市

交通信号・標識・学校体育施設関連、ブロードバンド・防災無線関連、情報通信・電話関連、配電線路関連、その他の製造業務

生産設備

385,000

借入金

平成28年10月

平成29年9月

微増

 

(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。