第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、政府による積極的な経済政策が実施されており、雇用情勢や企業収益など緩やかな回復基調が続いているものの、海外経済、為替相場の動向による影響が懸念され、先行きは不透明な状況にあります。

当社グループの大口需要家であります電力会社においては、原子力発電停止に伴う代替発電燃料費増加の影響に加え、昨年度より開始された電力小売全面自由化による新電力への切り替えや、今後予定されている送配電部門の法的分離などの動きから、設備投資の抑制や更なるコスト削減要請が続いております。NTTにおいても、当社グループに関連した設備投資が抑制傾向となっており、厳しい受注環境となっております。

このような状況のなか、当社グループの取り組みとして、経営環境の変化に応じた投資を実施するとともに、業務の効率化によるコスト削減や品質管理の推進、海外を含めた新規マーケットの開拓も進め、新たなインフラ構築に貢献すべく、グループ一丸となって取り組みました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は7,448百万円と前年同期並みとなりました。経常利益は243百万円と前年同期に比べ138百万円、36.2%の減益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は249百万円と前年同期に比べ12百万円、4.7%の減益となりました。

 

セグメントに代わる需要分野別の業績は、次のとおりであります。

①  交通信号・標識・学校体育施設関連

学校体育施設関連は、全国的に堅調に推移しました。また、標識関連は、オリンピックに向けた道路標識の整備工事が実施されたことから、好調に推移しました。しかしながら、交通信号関連は、警視庁管内における信号灯器のLED化が一巡し、低調となりました。その結果、売上高は811百万円と前年同期に比べ119百万円、12.9%の減収となりました。

 

②  ブロードバンド・防災無線関連

ブロードバンド関連は、市場価格の厳しい状況が続いておりますが、4K・8K放送に向けた設備投資が各地で実施され、堅調となりました。しかしながら、防災無線関連は、補改修工事が中心となり低調に推移しました。その結果、売上高は672百万円と前年同期に比べ16百万円、2.4%の減収となりました。

 

③  情報通信・電話関連

情報通信関連は、電気通信事業者による光伝送路工事や移動体アンテナ設置工事が全国的に好調に推移しました。また、電話関連においても、コンクリート柱の建替工事などが堅調に推移しました。その結果、売上高は1,700百万円と前年同期に比べ56百万円、3.4%の増収となりました。
 

④  配電線路関連

配電線路関連は、原子力発電停止に伴う代替発電燃料費増加の影響に加え、昨年度より開始された電力小売全面自由化などにより、設備投資の抑制やコスト削減要請が続いているなか、新製品の投入など、積極的な活動を展開しました。その結果、売上高は2,792百万円と前年同期に比べ102百万円、3.8%の増収となりました。
 

⑤  その他

一般民需、公共工事関連は、政府の積極的な経済政策の影響もあり、民間設備投資や街路灯・防犯灯LED化工事などにより、堅調に推移しました。また、鉄道関連においても、安全対策に伴う付帯工事が好調に推移しました。その結果、売上高は1,471百万円と前年同期に比べ42百万円、2.9%の増収となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ244百万円増加し、19,589百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における資産、負債及び純資産の状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

 (資産の部)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ176百万円減少し、11,555百万円となりました。

これは、主に電子記録債権が360百万円、商品及び製品が274百万円増加したことと、現金及び預金が688百万円、受取手形及び売掛金が151百万円減少したことによるものです。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ421百万円増加し、8,033百万円となりました。

これは、主に有形固定資産が420百万円増加したことによるものです。

 

 (負債の部)

負債は、前連結会計年度末に比べ3百万円増加し、3,793百万円となりました。

これは、主に支払手形及び買掛金が127百万円増加したことと、賞与引当金が103百万円減少したことによるものです。

 

 (純資産の部)

純資産は、前連結会計年度末に比べ241百万円増加し、15,795百万円となりました。

これは、主にその他有価証券評価差額金が113百万円、為替換算調整勘定が41百万円及び非支配株主持分が94百万円増加したことによるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、161百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。