第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成28年4月1日から平成28年9月30日まで、以下「当第2四半期」という)の当社グループを取り巻く事業環境は、停滞の続く鉄鋼市況に加え、円高地合の継続、中国の景気減速、欧州情勢の不透明感もあり、予断を許さない状況が続きました。

このような状況のもと、当社グループは、幅広い顧客への積極的な営業活動を展開するとともに、生産の効率化や新しい表面改質技術の開発に取り組んでまいりました。

当第2四半期における当社グループの連結業績は、概ね期初計画に沿って順調に推移いたしましたが、半導体・液晶分野で新規に開発した高機能皮膜の受注が大幅に拡大した前年同期との比較では減収減益の結果となりました。具体的には、売上高は前年同期比5億99百万円(4.1%)減の141億41百万円、営業利益は同2億75百万円(9.6%)減の25億89百万円、経常利益は同4億02百万円(13.5%)減の25億83百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同1億62百万円(8.6%)減の17億39百万円となりました。

なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

①  溶射加工

溶射加工の売上高は、ほぼ期初計画どおりに推移しているものの、半導体・液晶分野向け加工が減少したことから、当セグメントの売上高は前年同期比3億01百万円(2.7%)減の109億39百万円、セグメント利益(経常利益)は同45百万円(1.9%)減の23億84百万円となりました。

②  PVD処理加工

PVD処理加工の売上高は、自動車関連需要が堅調に推移していることから、当セグメントの売上高は前年同期比81百万円(8.5%)増の10億39百万円、セグメント利益(経常利益)は同90百万円(70.2%)増の2億20百万円となりました。

③  その他

溶射加工、PVD処理加工以外のセグメントについては、主要な海外連結子会社が減収となったことに加え、円高が進行したこともあり、その売上高の合計は前年同期比3億79百万円(14.9%)減の21億62百万円、セグメント利益(経常利益)の合計は同1億86百万円(47.3%)減の2億07百万円となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は403億47百万円となり、前連結会計年度末に比べ23億55百万円増加いたしました。主な内容は、現金及び預金の増加26億19百万円、有形固定資産の増加7億91百万円、有価証券の減少10億00百万円によるものであります。

一方、当第2四半期連結会計期間末における負債は104億65百万円と前連結会計年度末比15億43百万円増加いたしました。主な内容は、長期借入金の増加15億83百万円、支払手形及び買掛金の減少1億11百万円によるものであります。

また、当第2四半期連結会計期間末における純資産は298億81百万円と前連結会計年度末比8億11百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加11億69百万円、為替換算調整勘定の減少3億72百万円によるものであります。この結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は70.8%(前連結会計年度末比2.3ポイントの低下)となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ26億54百万円増加し、104億81百万円となりました。

なお、当第2四半期連結累計期間における各活動別のキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、前年同期比1億71百万円(7.2%)減の22億17百万円となりました。なお、収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益25億83百万円、減価償却費7億88百万円であり、支出の主な内訳は、法人税等の支払額8億64百万円、売上債権の増加額2億37百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は、前年同期比5億27百万円(39.3%)減の8億13百万円となりました。これは主に、有価証券の償還による収入10億00百万円、有形固定資産の取得による支出17億81百万円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果得られた資金は、14億31百万円(前年同期は8億62百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入れによる収入21億70百万円、配当金の支払額5億69百万円によるものであります。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は396,379千円であります。

 

(5) 主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、新たに計画された重要な設備の新設等については、以下のとおりであります。

[会社名]

 

事業所名

(所在地)

セグメント
の名称

設備の内容

投資予定額(千円)

資金調達
方法

着手年月

完了予定
年月

完成後の
増加能力

総額

既支払額

[提出会社]

新本社

(神戸市中央区)

新本社の建設

1,800,000

借入資金

平成28年10月

平成29年8月

 

(注)  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。