第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで、以下「当第1四半期」という)の当社グループを取り巻く事業環境は、半導体・FPD(フラットパネルディスプレイ)分野においては堅調であったものの、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の停滞により、産業機械分野や鉄鋼分野で受注減並びに先送りの兆候も見られるなど、全般的に先行き不透明な状況が継続しております。

このような状況のもと、当社グループは、収益源の多角化を図るべく様々な営業活動を展開するとともに、生産効率の向上、新しい表面改質技術の開発に取り組んでまいりました。

当第1四半期における当社グループの連結業績につきましては、売上高は前年同期比14百万円(0.1%)増の99億11百万円、営業利益は同2億25百万円(11.3%)増の22億27百万円、経常利益は同2億71百万円(13.6%)増の22億76百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同1億98百万円(15.7%)増の14億66百万円となりました。

なお、セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

①  溶射加工(単体)

新型コロナウイルス感染症の影響により、産業機械分野などで受注が落ち込む一方で、半導体・FPD分野は比較的好調に推移したため、当セグメントの売上高は前年同期比3億62百万円(4.8%)増の78億72百万円、セグメント利益(経常利益)は同3億26百万円(21.3%)増の18億59百万円となりました。

 

②  国内子会社

国内子会社(日本コーティングセンター株式会社)は、新型コロナウイルス感染症拡大による自動車生産一時停止の影響を受け、受注が大きく落ち込み、当セグメントの売上高は前年同期比1億42百万円(23.6%)減の4億62百万円、セグメント利益(経常利益)は同66百万円(48.6%)減の70百万円となりました。

 

③  海外子会社

中国子会社において、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、一時的に操業停止となったため、当セグメントの売上高は前年同期比1億41百万円(12.1%)減の10億30百万円、セグメント利益(経常利益)は同6百万円(1.8%)減の3億50百万円となりました。

 

④  その他

溶射加工(単体)、国内子会社、海外子会社以外のセグメントについては、総じて受注が弱含みで推移し、売上高の合計は前年同期比64百万円(10.6%)減の5億46百万円、セグメント利益(経常利益)の合計は同30百万円(36.1%)減の54百万円となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における総資産は615億62百万円となり、前連結会計年度末比4億40百万円の増加となりました。これは、溶射加工(単体)において主に半導体・FPD分野の販売増に伴う売掛金の増加などにより流動資産が3億63百万円増加したことや、国内子会社の日本コーティングセンター株式会社において新工場建設のための土地取得や建設一時金の支払等もあり有形固定資産が2億36百万円増加したことなどによるものであります。

一方、当第1四半期連結会計期間末における負債は、182億40百万円と前連結会計年度末比2億47百万円減少いたしました。これは借入金の返済が進んだことなどによるものであります。

また、当第1四半期連結会計期間末における純資産は433億22百万円と前連結会計年度末比6億87百万円増加いたしました。これは主に、利益剰余金の増加7億06百万円によるものであります。この結果、当第1四半期連結会計期間末の自己資本比率は66.4%(前連結会計年度末比0.5ポイントの上昇)となりました。

 

(3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億96百万円であります。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。