第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間の国内経済は、各国の経済・通商政策の動向や新興国経済の先行き懸念など不透明感は残るものの、企業収益や雇用・所得環境が改善しており、緩やかな回復基調が続いております。

このような経営環境のもと、お客様から「やっぱりイナバ」と評価され続ける会社を目指し、当社グループは引き続き高品質な製品づくりと、各事業分野での販売力やサービス力の強化に努めてまいりました。また、将来の基盤づくりの一環として、富岡工場における生産品目の拡大や、富岡工場を起点とする物流体制の構築に向け、富岡第2倉庫の建設などに取り組んでまいりました。

しかしながら、当第1四半期連結累計期間は、前年同期に比べて主要材料である鋼材価格が高止まりしたこと、鋼製物置製品のモデルチェンジにより減価償却費が増加し、引き続き高水準で推移したため、当社グループの事業環境は厳しさが強まりました。

このような状況のもと、3工場の全体最適化による生産性向上や費用の見直しを行うなど、利益の改善に努めてまいりましたが、損益面においては厳しい状況となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

セグメントの名称

売上高(百万円)

セグメント利益又は損失(△)(百万円)

前第1四半期

連結累計期間

当第1四半期

連結累計期間

増減

前第1四半期

連結累計期間

当第1四半期

連結累計期間

増減

鋼製物置

5,010

5,043

32

373

255

△117

オフィス家具

2,436

2,355

△81

△53

△106

△53

合計

7,447

7,398

△49

319

148

△170

 

(鋼製物置)

鋼製物置事業におきましては、高級ガレージの「ブローディア」と軽量鉄骨造の「イナバ倉庫」及び二重構造の「ナイソーシスター」のモデルチェンジを行いました。

これら製品のモデルチェンジを梃子に積極的な営業活動に努めましたが、前年同期に比べ、売上高は横ばい、利益は減少いたしました。

なお、製品別の売上状況につきましては、ガレージやイナバ倉庫の大型製品及び連続型物置や自転車置場などのパブリック製品の売上は、前年同期に比べて伸長いたしましたが、小型物置及び一般製品の売上は価格競争が激しかったことなどから、前年同期に比べて減少いたしました。

業績につきましては、売上高は5,043百万円(前年同期比0.6%増)、セグメント利益は255百万円(前年同期比31.5%減)となりました。

(オフィス家具)

オフィス家具事業におきましては、オフィス需要は底堅いものの、メーカー間の価格競争はさらに激化しており、厳しい状況が続いております。販売量の減少などもあり、前年同期に比べ、売上高及び利益は減少いたしました。

業績につきましては、売上高は2,355百万円(前年同期比3.4%減)、セグメント損失は106百万円(前年同期は53百万円のセグメント損失)となりました。

これらの結果、当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は7,398百万円(前年同期比0.6%減)となりました。利益につきましては、材料費や広告宣伝費の増加などにより、営業損失は112百万円(前年同期は10百万円の営業利益)、経常損失は54百万円(前年同期は49百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は50百万円(前年同期は17百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、68百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。