第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生及び前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。なお、重要事象等は存在していません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。

(1) 経営成績の状況

 

前第2四半期

連結累計期間

(百万円)

当第2四半期

連結累計期間

(百万円)

増減率(%)

売上高

16,467

18,131

10.1

営業利益

635

1,313

106.7

経常利益

741

1,452

95.8

親会社株主に帰属する四半期純利益

441

958

117.1

 

当第2四半期連結累計期間の国内経済は、政府による経済対策の効果もあり、一部持ち直しの動きが見られるものの、新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言の再発出の影響などから、先行きは依然として不透明な状況が続きました。

当社グループの経営環境について概観いたしますと、鋼製物置市場では、持家・分譲一戸建住宅の新設着工戸数は落ち込みましたが、暮らしの中での収納ニーズや新型コロナウイルス感染症の対策ニーズが高まり、需要は好調に推移しました。オフィス家具市場では、在宅勤務の普及、企業業績の悪化に伴う投資抑制や経費削減により、オフィスの移転・リニューアル需要は弱含みで推移しましたが、企業のテレワーク推進に伴うIT環境の整備や「GIGAスクール構想」など、新型コロナウイルス感染症の対策による新たな需要が増加しました。

また、当社グループの主要材料である鋼材市況は、経済活動の停滞に対応したメーカーの減産や在庫調整の動きに対し、その後の自動車生産の回復などから市況は急速に引き締まりました。当第2四半期連結累計期間における鋼材の仕入価格は、引き続き高止まりで推移しています。

このような経営環境のなか、当社グループは、お客さまからの要望に応えるべく、安定的な製品供給に努めました。この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高18,131百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益1,313百万円(前年同期比106.7%増)、経常利益1,452百万円(前年同期比95.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益958百万円(前年同期比117.1%増)となりました。

セグメントの経営成績は、次のとおりです。

セグメントの名称

売上高(百万円)

セグメント利益又は損失(△)(百万円)

前第2四半期

連結累計期間

当第2四半期

連結累計期間

増減

前第2四半期

連結累計期間

当第2四半期

連結累計期間

増減

鋼製物置

11,478

12,583

1,104

1,278

1,669

390

オフィス家具

4,989

5,548

559

△106

148

254

合計

16,467

18,131

1,663

1,172

1,817

645

 

(鋼製物置事業)

鋼製物置事業につきましては、暮らしの中での収納ニーズや新型コロナウイルス感染症の対策ニーズなどの需要増加を背景に、物置、ガレージ及び倉庫の販売が伸びたことから、前年同期に比べ、売上高、利益ともに増加しました。

この結果、当セグメントの売上高は、12,583百万円(前年同期比9.6%増)となり、前年同期に比べ1,104百万円増加しました。セグメント利益は、1,669百万円(前年同期比30.6%増)となり、増収や広告宣伝費等の経費削減により、前年同期に比べ390百万円増加しました。

(オフィス家具事業)

オフィス家具事業につきましては、「GIGAスクール構想」によるタブレットPC充電保管庫の販売が業績を押し上げたことから、前年同期に比べ、売上高、利益ともに増加しました。

この結果、当セグメントの売上高は、5,548百万円(前年同期比11.2%増)となり、前年同期に比べ559百万円増加しました。セグメント利益は、148百万円(前年同期は106百万円の損失)となり、増収や粗利益率の改善により、前年同期に比べ254百万円増加しました。

(2) 財政状態の分析

 

前連結会計年度末

(百万円)

当第2四半期連結会計期間末

(百万円)

増減(百万円)

流動資産

27,761

26,967

△793

固定資産

26,426

27,647

1,221

資産合計

54,188

54,615

427

流動負債

12,126

13,277

1,151

固定負債

2,820

2,795

△25

負債合計

14,947

16,073

1,125

純資産

39,240

38,542

△698

 

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は26,967百万円となり、前連結会計年度末に比べ793百万円減少しました。主な変動要因は、自己株式の取得、配当支払、納税支払、有価証券の取得等による現金及び預金の減少2,774百万円、売上高増加に伴う電子記録債権の増加907百万円、金銭信託取得による有価証券の増加999百万円です。

当第2四半期連結会計期間末における固定資産は27,647百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,221百万円増加しました。主な変動要因は、静岡営業所・静岡配送センターの新築・移転に伴う建物及び構築物の増加277百万円、犬山工場・鋼製物置ラインの再構築に伴う機械装置及び運搬具の増加1,588百万円、有形固定資産のその他に含まれる建設仮勘定の減少768百万円です。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における資産は54,615百万円となり、前連結会計年度末に比べ427百万円増加しました。

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は13,277百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,151百万円増加しました。主な変動要因は、仕入増加に伴う電子記録債務の増加616百万円、流動負債のその他に含まれる設備関係支払手形及び設備関係電子記録債務の増加571百万円です。

当第2四半期連結会計期間末における固定負債は2,795百万円となり、前連結会計年度末に比べ25百万円減少しました。主な変動要因は、退職給付に係る負債の減少44百万円です。

この結果、当第2四半期連結会計期間末における負債は16,073百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,125百万円増加しました。

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産は38,542百万円となり、前連結会計年度末に比べ698百万円減少しました。主な変動要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加958百万円、前期の期末配当金の支払による利益剰余金の減少230百万円、自己株式の取得による自己株式(控除項目)の増加1,509百万円です。

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,274百万円減少し、13,412百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、1,299百万円の収入(前年同期は428百万円の収入)となりました。

この主な要因は、税金等調整前四半期純利益の計上1,405百万円、減価償却費の発生747百万円による収入と、売上債権の増加額853百万円の支出によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、835百万円の支出(前年同期は2,872百万円の支出)となりました。

この主な要因は、定期預金の払戻1,000百万円、有価証券の償還500百万円による収入と、定期預金の預入1,000百万円、有形固定資産の取得1,316百万円の支出によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、1,739百万円の支出(前年同期は229百万円の支出)となりました。

この主な要因は、配当金の支払額229百万円、自己株式の取得1,509百万円の支出によるものです。

(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(6) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

(7) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、134百万円です。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

(8) 生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、オフィス家具(OEM先)の受注実績(前年同期比34.4%増)が著しく増加しています。増加の背景につきましては、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績の状況」に記載のとおりです。

(9) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第2四半期連結累計期間の主な変動は、次のとおりです。

①主要な設備計画の完了

前連結会計年度末において計画中であった設備計画のうち、当第2四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりです。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

完了年月

当社静岡営業所及び配送センター

静岡県焼津市

鋼製物置

オフィス家具

販売・物流設備

2020年12月

 

②主要な設備計画の変更

前連結会計年度末において計画中であった当社犬山工場の改修工事については、当第2四半期連結累計期間に完了予定でありましたが、売上増加に伴う生産対応の影響などもあり、完了予定年月を2021年4月に変更しています。

なお、投資予定金額に変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。