なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間(平成28年3月1日~平成28年5月31日)におけるわが国経済は、政府による経済政策等を背景に、緩やかな回復基調にあるものの、イギリスのEU離脱懸念や、中国景気の先行き不安などから依然として景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。
当連結会計期間における当社グループを取り巻く業界動向は、住宅関連は前期に比べ好調を維持いたしましたが、環境エネルギー関連は低調に推移いたしました。
このような状況の中、当社グループは、得意先への取引深耕に努める一方、経費の見直しや更なる生産効率の向上、及び競争力の強化を目指して経営の効率化に全力で取り組み、あらゆる角度から利益創出に向けた対策を実行いたしました。
しかしながら、当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高は2,299百万円(前年同期比0.6%増)の増収となりましたが、以下の利益では、段階的に生産を開始しております航空機エンジン部品事業の低圧タービンブレ
ードの費用発生と、加えて、生産準備中である圧縮機部品の量産前の認証取得などに係る費用発生などから営業損失として38百万円(前年同期は22百万円の営業損失)、経常損失として34百万円(前年同期は34百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失として7百万円(前年同期は36百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの概況は、次のとおりであります。
各セグメントの営業損益は、各セグメントに配賦することが困難な本社管理部門に係る営業費用等を控除する前のものであります。
①放電加工・表面処理
放電加工・表面処理は、主力製品であります産業用ガスタービン部品加工が低調に推移いたしましたが、新規事
業であります航空機エンジン部品の低圧タービンブレードが段階的に生産を開始したことから、放電加工・表面処
理全体では前年同期に比べ、売上高が増加いたしました。営業利益は、前第1四半期連結累計期間には、当セグメ
ントに含まれていなかった航空機エンジン部品の低圧タービンブレードにかかる費用を、当第1四半期連結累計期
間から製造原価へ計上したことなどにより、前年同期と比べ減益となりました。
その結果、売上高は1,045百万円(前年同期比0.2%増)、営業損失は31百万円(前年同期は101百万円の営業利益)となりました。
②金型
金型は、自動車排気ガス浄化用のセラミックスハニカム押出用金型、並びに建材用のアルミ押出用金型が順調に推移したことから、金型全体では前年同期に比べ、売上高が増加いたしました。営業利益は、増収効果等により、前年同期と比べ増益となりました。
その結果、売上高は835百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は236百万円(同65.8%増)となりました。
③機械装置等
機械装置等は、プレス金型が好調に推移いたしましたが、機械装置及びプレス部品加工が減少したことから、機械装置等全体では前年同期と比べ、売上高が減少いたしました。営業利益は、機械装置などの減収により、前年同期と比べ減益となりました。
その結果、売上高は418百万円(同9.5%減)、営業利益は21百万円(同67.4%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ211百万円増加し、5,333百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金の増加204百万円、電子記録債権の増加56百万円、受取手形及び売掛金の減少88百万円によるものであります。固定資産は前連結会計年度末に比べ136百万円減少し、9,741百万円となりました。その主な要因は、建物及び構築物の減少50百万円、機械装置及び運搬具の減少92百万円によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ472百万円増加し、3,529百万円となりました。その主な要因は、短期借入金の増加500百万円、賞与引当金の増加131百万円、その他に含まれる未払消費税が100百万円減少したことによるものであります。固定負債は前連結会計年度末に比べ327百万円減少し、4,979百万円となりました。その主な要因は長期借入金の減少328百万円によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ70百万円減少し、6,566百万円となりました。その主な要因は、利益剰余金の減少79百万円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更、及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は75百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える主な要因とその対応について
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、主要得意先3社で当社グループの売上高の
53.4%(平成29年2月期第1四半期連結累計期間)を占めており、これら主要得意先の受注・生産動向や外注政策が
大きく変動した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループといたしましては、これらの状況を踏まえて売上の98.2%を占める受託加工は、今後も順調に推移
する見通しでありますが、自社製品でありますプレス機械・クロムフリー塗料の拡販等を推し進め、主要得意先3
社の比率を相対的に下げることでリスクの軽減を図り、景気動向に左右されないバランスの取れた事業内容の構築
を目指し、業容の拡大を図ってまいります。