第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間(平成30年3月1日~平成30年11月30日)におけるわが国経済は、企業収益や設備投資には底堅さが見られ、雇用・所得環境の改善が続き、個人消費が緩やかな回復傾向にある一方、米中貿易摩擦や人手不足、原材料価格の上昇など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

当連結会計期間における当社グループを取り巻く業界動向は、航空宇宙関連、交通輸送関連、環境・エネルギー関連及び機械設備関連は、前期に比べ順調に推移いたしました。

このような状況の中、当社グループは、得意先への取引深耕に努める一方、経費の見直しや更なる生産効率の向上、及び競争力の強化を目指して経営の効率化に全力で取り組み、あらゆる角度から利益創出に向けた対策を実行いたしました。

その結果、当第3四半期連結累計期間における業績は、売上高は8,712百万円(前年同期比11.7%増)の増収となりました。利益につきましては、増収に加え成田事業所における爆発火災事故による代替生産に伴う原価高が解消されたことなどから、営業利益は640百万円(同453.2%増)、経常利益は723百万円(同330.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は507百万円(同389.3%増)となりました。

 

セグメントの概況は、次のとおりであります。

各セグメントの営業損益は、各セグメントに配賦することが困難な本社管理部門に係る営業費用等を控除する前のものであります。

①放電加工・表面処理

放電加工・表面処理は、航空機エンジン部品の圧縮機・燃焼器部品の売上高が増加したことに加え、環境・エネルギー関連部品加工などの売上高も増加したことにより、放電加工・表面処理全体では、前年同期に比べ増収となりました。営業利益は成田事業所における爆発火災事故による代替生産に伴う原価高が解消されたことなどから、前年同期と比べ増益となりました。

その結果、売上高は4,029百万円(前年同期比18.0%増)、営業利益は181百万円(前年同期は△206百万円の損失)となりました。

②金型

金型は、住宅関連の樹脂押出用金型の売上高が減少いたしましたが、自動車排気ガス浄化用のセラミックスハニカム押出用金型の売上高が増加したことにより、金型全体では前年同期に比べ増収となりました。営業利益は増収などにより、前年同期と比べ増益となりました。

その結果、売上高は3,290百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は935百万円(同19.9%増)となりました。

③機械装置等

機械装置等は、交通輸送関連のプレス部品加工が前期に引き続き自動車部品の減産の影響により、売上高が減少いたしましたが、デジタルサーボプレス機などの売上高が増加したことから、機械装置等全体では前年同期並みに推移いたしました。営業利益はデジタルサーボプレス機の売上高が増加したことなどにより、前年同期と比べ増益となりました。

その結果、売上高は1,392百万円(同2.9%増)、営業利益は178百万円(同48.8%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ247百万円増加し、15,224百万円となりました。このうち流動資産は、前連結会計年度末に比べ398百万円増加し、5,728百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金の増加288百万円、受取手形及び売掛金の減少76百万円、電子記録債権の増加44百万円、仕掛品の増加85百万円、原材料及び貯蔵品の増加72百万円によるものであります。また固定資産は、前連結会計年度末に比べ150百万円減少し、9,495百万円となりました。その主な要因は、建物及び構築物の減少95百万円、機械装置及び運搬具の減少149百万円、投資有価証券の増加84百万円によるものであります。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ187百万円減少し、7,590百万円となりました。このうち流動負債は、前連結会計年度末に比べ288百万円増加し、3,863百万円となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金の増加128百万円、短期借入金の減少129百万円、その他に含まれる未払金の増加346百万円によるものであります。また固定負債は、前連結会計年度末に比べ475百万円減少し、3,726百万円となりました。その主な要因は、長期借入金の減少424百万円、リース債務の減少38百万円によるものであります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ434百万円増加し、7,634百万円となりました。その主な要因は、配当金の支払い108百万円、当期純利益507百万円、為替換算調整勘定の増加42百万円によるものであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更、及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は57百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 経営成績に重要な影響を与える主な要因とその対応について

当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、主要得意先3社関連で当社グループの売上高の55.5%(平成31年2月期第3四半期連結累計期間)を占めており、これら主要得意先の受注・生産動向や外注政策が大きく変動した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループといたしましては、これらの状況を踏まえて売上の95.0%を占める受託加工は、今後も順調に推移する見通しでありますが、自社製品でありますプレス機械・クロムフリー塗料の拡販等を推し進め、主要得意先3社の比率を相対的に下げることでリスクの軽減を図り、景気動向に左右されないバランスの取れた事業内容の構築を目指し、業容の拡大を図ってまいります。