文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間末日現在において当社が判断したものであります。
当社は、2019年6月1日付で、連結子会社でありました株式会社ミヤギを吸収合併いたしました。
これにより、当社は2020年2月期第2四半期より、四半期連結財務諸表非作成会社となったため、前年同四半期の損益数値及びこれに係る対前年同四半期増減率等の比較分析は行っておりません。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期累計期間(2019年3月1日~2019年8月31日)におけるわが国経済は、各種政策の効果を背景に、緩やかな回復基調が続いておりますが、米中間の貿易摩擦問題の長期化による中国経済の減速懸念や英国のEU離脱等に関する不確実性、日韓問題、慢性的な労働力不足など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当第2半期累計期間における業績は、売上高は5,086百万円、利益につきましては、新規アイテムの立上げ費用が発生したことなどにより営業損失は174百万円、経常損失は164百万円、特別利益として合併に伴う抱合せ株式消滅差益330百万円が発生したことなどにより、四半期純利益は217百万円となりました。
セグメントの概況は、次のとおりであります。
なお、各セグメントの営業損益は、各セグメントに配賦することが困難な本社管理部門に係る営業費用等を控除する前のものであります。
①放電加工・表面処理
放電加工・表面処理は、環境・エネルギー関連の遠心圧縮機関連部品や、航空機エンジン部品の圧縮機・燃焼器部品の売上高が増加したことにより、放電加工・表面処理全体の売上は2,661百万円となりました。しかし、利益面では新規アイテムの立上げ費用が想定以上に増加したこと及び、新規事業に関する先行投資の結果、営業損失は94百万円となりました。
②金型
金型は、住宅関連のアルミ押出用金型が、オリンピック需要等の一段落により低調に推移したこと、さらに自動車排気ガス浄化用のセラミックスハニカム押出用金型が米中貿易摩擦に端を発する中国市場の鈍化等の影響により低調に推移した結果、金型全体の売上高は1,907百万円となりました。営業利益につきましては395百万円となりました。
③機械装置等
機械装置等は、機械関連のプレス金型の受注が低調に推移したことにより、機械装置等全体の売上高は516百万円となりました。その結果、営業損失0百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期会計期間末の流動資産は、前事業年度末に比べ41百万円増加し、5,279百万円となりました。その主な要因は、受取手形及び売掛金の減少336百万円、電子記録債権の増加122百万円、仕掛品の増加203百万円によるものであります。固定資産は、前事業年度末に比べ1,559百万円増加し、10,303百万円となりました。その主な要因は、土地の増加1,234百万円、建設仮勘定の増加307百万円によるものであります。
(負債)
当第2四半期会計期間末の流動負債は、前事業年度末に比べ764百万円増加し、4,435百万円となりました。その主な要因は、短期借入金の増加887百万円、未払法人税等の減少232百万円によるものであります。固定負債は、前事業年度末に比べ805百万円増加し、4,242百万円となりました。その主な要因は、長期借入金の増加778百万円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末の純資産は、前事業年度末に比べ31百万円増加し、6,904百万円となりました。その主な要因は、利益剰余金の増加58百万円、その他有価証券評価差額金の減少29百万円によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの分析
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前事業年度末に比べ92百万円減少し、693百万円となりました。なお、合併に伴う現金及び現金同等物の増加額172百万円が含まれております。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、265百万円となりました。これは主に税引前四半期純利益166百万円、減価償却費414百万円、売上債権の減少362百万円、抱合せ株式消滅差益330百万円、未払消費税等の減少額134百万円、法人税等の支払額238百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1,770百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,762百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、1,412百万円となりました。これは主に長期借入金の増加額(純額)817百万円、短期借入金の増加額(純額)819百万円、配当金の支払額158百万円によるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更、及び新たに生じた課題はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は41百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 経営成績に重要な影響を与える主な要因とその対応について
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、主要得意先4社関連で当社の売上高の65.0%(2020年2月期第2四半期累計期間)を占めており、これら主要得意先の受注・生産動向や外注政策が大きく変動した場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社といたしましては、売上高の96.4%を占める受託加工は、今後も順調に推移する見通しでありますが、これらの状況を踏まえて自社製品でありますプレス機械・クロムフリー塗料の拡販等を推し進め、主要得意先4社の比率を相対的に下げることでリスクの軽減を図り、景気動向に左右されないバランスの取れた事業内容の構築を目指し、業容の拡大を図ってまいります。