第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間(2022年3月1日2022年8月31日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)のまん延防止等重点措置が解除され経済活動が正常化に向かう中、長期化する半導体不足やロシアのウクライナ侵攻による世界的な原材料及びエネルギー価格の高騰の影響を受け、いまだ先行きは不透明であります。

当連結累計期間における当社グループを取り巻く業界動向は、交通輸送分野の一部を除き、どの業界も厳しく推移しました。このような環境の中、当社グループはCOVID-19の感染防止対策を講じるとともに、経費削減や投資計画の見直しを図るなど、あらゆる角度から利益創出に向けた対策を実行いたしました。

その結果、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高につきましては、環境・エネルギー関連の産業用ガスタービン部品が受注の谷間になったことに加え、機械設備関連が前期第1四半期に大型のデジタルサーボプレス機等の販売があったことから前年同期比では減収の6,025百万円(前年同期比6.2%減)となりました。利益につきましては、減収によるもののほか、原材料の高騰や電力料金の値上げなどから製造費用が増加し営業損失は52百万円(前年同期は271百万円の営業利益)、経常損失は51百万円(前年同期は269百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は22百万円(前年同期は183百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。

 

セグメントの概況は、次のとおりであります。

なお、各セグメントの営業利益は、各セグメントに配賦することが困難な本社管理部門に係る営業費用等を控除する前のものであります。

①放電加工・表面処理

 環境・エネルギー関連の産業用ガスタービン部品の受注が谷間になったことにより売上高が減少した結果、前年同期比で減収となりました。利益面では、減収によるものと、原材料の高騰などで製造費用が増加したことに加え、産業用ガスタービン及びに航空機エンジン部品の新規アイテムの立ち上げ費用などにより原価高となり、減益となりました。

 その結果、売上高は3,202百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益は114百万円(同56.9%減)となりました。

 

②金型

 金型は、前年同期比でCOVID-19感染拡大の影響から若干の回復により交通・輸送関連のセラミックスハニカム押出用金型が増加したことにより増収となりました。利益面では、増収効果と生産体制への見直しなどの合理化を推進した結果、増益となりました。

その結果、売上高は2,091百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は313百万円(同12.7%増)となりました。

 

③機械装置等

 機械装置等は、前年同期に機械設備関連の大型デジタルサーボプレス機等の販売があったため当期では減収となりました。利益面では減収により減益となりました。

その結果、売上高は731百万円(前年同期比37.0%減)、営業利益は6百万円(同96.5%減)となりました。

 

 

 (2) 財政状態の分析

(資産)

当第2四半期連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べ436百万円減少し、5,908百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金の減少161百万円、受取手形及び売掛金の減少172百万円、仕掛品の減少83百万円、未収入金の減少68百万円によるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ13百万円減少し、9,188百万円となりました。その主な要因は、土地の増加121百万円、機械装置及び運搬具の減少105百万円、建設仮勘定の増加54百万円によるものであります。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ32百万円増加し、4,874百万円となりました。その主な要因は、短期借入金の増加609百万円、未払法人税等の減少225百万円、その他に含まれる未払消費税の減少239百万円によるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ392百万円減少し、4,056百万円となりました。その主な要因は、長期借入金の返済による減少373百万円によるものであります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ90百万円減少し、6,166百万円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失22百万円、配当金の支払144百万円、自己株式の増加88百万円、為替換算調整勘定の増加79百万円によるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの分析

第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ174百万円減少し、1,641百万円となりました。

  (営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果獲得した資金は、120百万円(前年同期は1,124百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失2百万円、減価償却費387百万円、売上債権の減少149百万円、及び未払消費税等の減少239百万円によるものであります。

  (投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、296百万円(前年同期は970百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出320百万円によるものであります。

  (財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、113百万円(前年同期は28百万円の獲得)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出503百万円、短期借入金の増加額(純額)700百万円、リース債務の返済による支出91百万円によるものであります。

 

 

 

(4) 経営方針・経営戦略等

第2四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更、及び新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

第2四半期連結累計期間における当社の研究開発活動の金額は7百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7) 経営成績に重要な影響を与える主な要因とその対応及び見通しについて

当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、主要得意先4社関連で当社グループの売上高の69.1%(2023年2月期第2四半期連結累計期間)を占めており、これら主要得意先の受注・生産動向や外注政策が大きく変動した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

当社グループといたしましては、売上高の92.0%を占める受託加工は、今後も厳しい状況が継続する見通しでありますが、これらの状況を踏まえて自社製品でありますプレス機械・クロムフリー塗料の拡販等を推し進め、主要得意先4社の比率を相対的に下げることでリスクの軽減を図り、景気動向に左右されないバランスの取れた事業内容の構築を目指し、業容の拡大を図ってまいります。

 

(8) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。