第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、個人消費の改善に遅れがみられたものの、政府による経済政策等により、企業収益や雇用情勢の改善がみられ、景気は緩やかな回復基調となりました。

当社グループが関連する建設市場におきましては、都市再開発やインフラ整備、東京オリンピック・パラリンピック関連事業を中心として、民間設備投資・公共投資ともに底堅い動きがみられました。しかしながら、建設技能労働者の慢性的な不足は解消されておらず、引き続き施工体制の確保が重要な課題となっております。また、資材価格や労務費の高止まりが続き、決して楽観できない経営環境が続くものと予想されます。
 このような状況の中、当社グループにおきましては、「中期経営ビジョン 2020」のもと、成長戦略のキーワードとして掲げる「安定供給」、「安定品質」、「市場創出」のいっそうの促進に努めてまいりました。
 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期と比較して1,483百万円(12.2%)増加し13,637百万円となりました。売上総利益は、前年同期と比較して394百万円(10.4%)増加し4,193百万円となりました。営業利益は、前年同期と比較して132百万円(14.6%)増加し1,040百万円となりました。営業外収益は、前年同期と比較して0百万円(0.2%)増加し113百万円、営業外費用は、3百万円(3.1%)増加し108百万円となりました。その結果、経常利益は、前年同期と比較して129百万円(14.2%)増加し1,045百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期と比較して56百万円(8.9%)増加し688百万円となりました。

各セグメントの業績は以下のとおりであります。

 

・ファスニング事業

各種設備工事等の需要は、民間工事においては前年を下回りましたが、公共工事において前年を上回る水準を維持しており、全体としての需要は堅調に推移しております。これに伴い、当社の主力製品であるあと施工アンカーの販売は好調に推移いたしました。また、完成工事高が微減となった一方、ドリル・ファスナー製品の販売が増加したことから、総じて堅調に推移いたしました。
 この結果、当セグメントの売上高は10,236百万円(前年同期比3.6%増)、セグメント利益は1,320百万円(同0.9%増)となりました。
 

・機能材事業

電動油圧工具関連の販売が、国内・海外ともに好調に推移いたしました。また、電子基板関連およびアルコール検知器関連が好調に推移した一方、FRPシート関連は減少いたしました。さらに、新たに包装・物流機器関連が加わったことにより売上高が増加いたしました。
 この結果、当セグメントの売上高は3,401百万円(同49.5%増)、セグメント利益は352百万円(同72.8%増)となりました。
 

 

② 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より1,262百万円増加して17,329百万円となりました。これは主として現金及び預金、たな卸資産、有形固定資産が増加したことによるものであります。
 負債の合計は前連結会計年度末より737百万円増加して4,466百万円となりました。これは主として短期借入金、長期借入金が増加したことによるものであります。
 純資産は、前連結会計年度末より524百万円増加して12,863百万円となりました。これは主として利益剰余金が増加したことによるものであります。 

 

(2) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、133百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。