第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

当事業年度における設備投資の主な内訳は、次世代脱炭素燃料エンジンの生産体制確立に向けたアンモニア燃料供給装置の取得や、事業基盤の更なる強化に資する本社工場敷地の所有権取得などであり、設備投資の総額は5,252,331千円であります。

 

2【主要な設備の状況】

2025年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(名)

建物

及び

構築物

機械装置

及び

運搬具

リース

資産

土地

(面積㎡)

その他

合計

本社工場

(兵庫県明石市)

舶用内燃機関の製造、部品及び修理業務

1,554,471

810,165

334,271

81,224

2,780,133

186

管理及び

販売業務

471,376

1,398,025

1,826

3,462,924

(52,533.68)

163,933

5,498,086

187

東京支社

(東京都港区)

販売業務

54

3,547

3,601

7

今治営業所

(愛媛県今治市)

販売業務

0

3,401

3,401

2

(注)1.帳簿価額には、建設仮勘定の金額は含んでおりません。

2.「その他」は、工具、器具及び備品であります。

3.東京支社、今治営業所については、事務所を賃借しております。

4.リースにより、本社工場の機械装置、電子機器を使用しております。

5.当社の事業は、舶用内燃機関及びこれらの付随業務の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

3【設備の新設、除却等の計画】

当社は、将来の成長ドライバーの育成と新たな市場創造を目指し、グリーンイノベーション基金事業のご支援のもとで、アンモニア・水素燃料エンジンの開発・製造・社会実装に向けた取組みを進捗させておりますが、これに関連し、エンジン実機を組立・試運転するための設備と燃料供給設備を本社工場内に取得しております。また、アンモニア燃料エンジンの社会実装・普及拡大フェーズに対応するべく、ゼロエミッション船等の建造促進事業のご支援のもとで、アンモニア燃料エンジンの組立・試運転工場の新設と、それに応じたアンモニア燃料供給能力の増強に着手しております。