当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く中、依然として厳しい状況が続いているものの、経済活動の再開が徐々に進み、回復の兆しが見られました。わが国経済も輸出や生産に持ち直しの動きが見られました。しかしながら、新型コロナウイルス感染再拡大に伴い経済活動を制限する動きが世界各地で再び広がっており、先行き不透明な状態となっております。
当社グループが属する機械業界につきましては、国内外とも設備投資に対して消極的な姿勢が継続しておりますが、中国や米国など一部の地域では設備投資需要の回復が見られます。
このような経済環境のもとで、当社グループは中期経営計画である「経営改革プラン」に基づき、高収益企業への変革に向けて、組織再編を中核とした経営改革、成長分野に対応した投資の推進、資本効率(ROE)の向上を目指した財務戦略の実行に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間の受注高は、新型コロナウイルス感染拡大の影響などにより設備投資に慎重な動きが見られたことから647億6千万円(前年同期比13.3%減)、売上高は644億9千3百万円(前年同期比26.7%減)となりました。損益につきましては、営業損失は1億2千1百万円(前年同期は営業利益26億1千9百万円)、経常損失は3億8千4百万円(前年同期は経常利益36億8千8百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は8億8千8百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益25億1千1百万円)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末に比べ187億1千7百万円減少し、1,355億6千6百万円となりました。減少の主な内訳は、現金及び預金が126億7千4百万円、受取手形及び売掛金が61億4千7百万円減少したこと等によります。
負債は、前連結会計年度末に比べ140億8千2百万円減少し、531億8千2百万円となりました。減少の主な内訳は、未払法人税等が71億5千4百万、支払手形及び買掛金が33億2千7百万円、未払費用が30億1千万円減少したこと等によります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ46億3千4百万円減少し、823億8千4百万円となりました。減少の主な内訳は、その他有価証券評価差額金が10億2百万円増加したものの、利益剰余金が58億2千8百万円減少したこと等によります。この結果、当第3四半期連結会計期間末の自己資本比率は60.8%となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①成形機事業[射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機など]
射出成形機におきましては、販売は北米、中国で増加したものの、国内、東南アジア、インドが減少いたしました。受注は北米、中国、インドなどで設備投資の増加により、足元では顕著な回復が見られます。
ダイカストマシンにおきましては、国内外で自動車向けが軟調に推移したため、販売と受注が減少いたしました。
押出成形機におきましては、販売は減少したものの、国内の環境に配慮した新素材用シート・フィルム製造装置が増加いたしました。受注は中国の二次電池向けシート・フィルム製造装置及び光学用シート・フィルム製造装置が大幅に増加いたしました。
この結果、成形機事業全体の受注高は478億2千1百万円(前年同期比4.2%減)、売上高は445億6千5百万円(前年同期比23.7%減)、営業利益は9億1百万円(前年同期比68.9%減)となりました。
②工作機械事業[工作機械(大型機、門形機、横中ぐり盤、立旋盤など)、精密加工機など]
工作機械におきましては、国内外で産業機械向けおよび建設機械向けの販売と受注が減少いたしました。なお、足元では国内、北米、中国などで設備投資に回復が見られます。
精密加工機におきましては、販売は中国、台湾の光学系金型向けが減少いたしました。受注は国内外で光学系金型向けが減少いたしました。
この結果、工作機械事業全体の受注高は119億5千8百万円(前年同期比34.6%減)、売上高は143億8千5百万円(前年同期比35.9%減)、営業損失は10億1千万円(前年同期は営業利益3億1千9百万円)となりました。
③制御機械事業[産業用ロボット、電子制御装置など]
制御機械におきましては、中国の電子デバイス・スマートフォン等の組立自動化設備向けは堅調に推移いたしましたが、国内の設備投資先送りなどを受けて、販売と受注が減少いたしました。
この結果、制御機械事業全体の受注高は39億7千万円(前年同期比23.5%減)、売上高は42億3千万円(前年同期比17.9%減)、営業損失は1億2千1百万円(前年同期は営業利益3百万円)となりました。
④その他の事業
その他の事業全体の受注高は10億9百万円(前年同期比24.7%減)、売上高は13億1千1百万円(前年同期比33.2%減)、営業利益は6千3百万円(前年同期は営業損失6億3千7百万円)となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、15億4千1百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。