(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気回復基調が続き、設備投資は堅調に推移しました。世界経済は、欧州では緩やかな景気回復が持続し、北米では企業収益の改善を背景に設備投資は緩やかな回復が続きました。中国でも景気は持ち直し、製造業の設備投資に回復の動きが見られました。
このような環境のなかで、当グループは、『お客様に感動を!』のコーポレートスローガンのもと、変革にチャレンジし、世界有数のロボットメーカーとして独創性の高い製品開発に取り組むとともに、スピード経営を推進し、価格競争力の高い製品のタイムリーな市場投入に努めてまいりました。また、グループ会社間の連携及び代理店網の拡充による国内外の販売・サービス体制の強化やソリューション営業の推進により顧客満足度の向上に努めるとともに、サプライチェーンの強化や生産改革による徹底したQCD(品質・コスト・納期)の追求に取り組み、収益性の向上を目指してまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は87,360百万円となり、前第3四半期連結累計期間と比べて23,899百万円(37.7%)増加いたしました。また、営業利益は16,005百万円(前年同四半期比130.4%増)、経常利益は16,778百万円(前年同四半期比126.8%増)となり、特別利益として投資有価証券売却益の発生等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は12,643百万円(前年同四半期比138.3%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
ロボットソリューション
世界経済の堅調さを背景に、スマートフォンを中心とする通信機器向けの継続的な需要に加え、モジュール部品、車載、家電等の分野での積極的な設備投資が見られました。この結果、売上高は76,492百万円となり、前第3四半期連結累計期間と比べて21,696百万円(39.6%)増加し、営業利益は18,260百万円(前年同四半期比72.0%増)となりました。
工作機械
国内外ともに旺盛な需要に支えられ、北米及び国内の自動車関連設備投資が堅調に推移し、大きく伸びている中国市場においても販売体制の整備が進みました。この結果、売上高は9,324百万円となり、前第3四半期連結累計期間と比べて1,608百万円(20.8%)増加し、営業利益は305百万円(前年同四半期:営業損失682百万円)となりました。
その他
制御機器製造、電子機器製造、画像処理開発等のその他事業の売上高は1,542百万円となり、前第3四半期連結累計期間と比べて594百万円(62.7%)増加いたしましたが、営業損益は207百万円の損失(前年同四半期:営業損失343百万円)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比べて752百万円増加し56,111百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは7,366百万円の収入(前年同四半期:11,469百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益や減価償却費等によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは3,965百万円の支出(前年同四半期:10,314百万円の支出)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出等によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは3,113百万円の支出(前年同四半期:9,043百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額等によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、6,387百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画は次のとおりであります。
設備の新設
岡崎工場新棟建設(平成30年4月完工予定)600百万円の設備投資を計画し、資金は自己資金で調達いたします。