第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、外需の弱さを背景に景気に足踏み感が見られました。世界経済は、欧州では堅調な個人消費が景気を下支えした一方、中国では米中貿易摩擦の激化等により輸出が低迷し景気の減速感が強まり、北米においては個人消費は堅調に推移したものの米中貿易摩擦の激化を受け企業活動に弱さが見られました。

このような環境のなかで、当グループは、『お客様に感動を!』のコーポレートスローガンのもと、ロボット技術を軸に時代を捉え未来を切り拓いていくことを成長戦略の基本とし、変革にチャレンジしてまいりました。主力の電子部品実装ロボットや工作機械の分野でこれまで培ってきた自動化技術をさらに醸成させた独創的な製品の開発に取り組み、電子部品実装工程の全自動化を目指し世界初の自動部品補給システムを搭載したハイエンドモデルNXTRを発表しました。また、グループ会社間の連携による国内外の販売・技術サポート体制の強化やトータルソリューションの推進、顧客満足度の向上により、継続的なマーケットシェアの拡大に努めてまいりました。そのほか、IoTを活用したより効率的で無駄のない生産環境の整備と充実を進め、収益性の向上を目指してまいりましたが、世界経済の先行きの不透明感を背景に顧客の一部に設備投資に対する慎重な姿勢が見られ、売上が減少しました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は30,732百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて382百万円(1.2%)減少しました。価格競争の激化による売価下落等により、営業利益は4,841百万円と、前第1四半期連結累計期間に比べて934百万円(16.2%)減少し、経常利益は4,896百万円と、前第1四半期連結累計期間に比べて1,187百万円(19.5%)減少しました。また、特別利益として投資有価証券売却益を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,053百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて276百万円(6.4%)減少しました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

ロボットソリューション

当社製品の主力市場である通信関連向けにおいては、スマートフォン、5Gインフラ向けの需要が底堅く推移する一方、世界経済の先行き不透明感から、一部の地域あるいは業種において、設備投資に慎重な姿勢が見られました。この結果、売上高26,818百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて1,036百万円(3.7%)減少しました。また、価格競争の激化等により、営業利益は5,419百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて1,427百万円(20.9%)減少しました。

 

マシンツール

北米市場では設備投資に慎重な姿勢が見られたものの、日本国内、東南アジアでの販売が伸長いたしました。この結果、販売台数の拡大等により売上高は3,553百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて1,067百万円(42.9%)増加しました。一方、新工場棟建設に伴う減価償却費等の固定費増加により、営業利益は197百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて31百万円(18.7%)の増加にとどまりました。

 

その他

制御機器製造、電子機器製造、画像処理開発等のその他事業の売上高は360百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて413百万円(53.4%)減少し、営業損益は38百万円の損失(前年同四半期:営業利益24百万円)となりました。

 

(2) 財政状態の状況

(資産)

当第1四半期連結会計期間末における流動資産は118,477百万円となり、前連結会計年度末と比べ51百万円減少しました。これは主にたな卸資産が2,119百万円、現金及び預金が1,728百万円増加した一方、未収消費税等(流動資産のその他に含みます)が4,148百万円減少したことによるものであります。固定資産は74,526百万円となり、前連結会計年度末と比べ1,310百万円減少しました。これは主に株価下落や株式売却等により、繰延税金資産(投資その他の資産のその他に含みます)が501百万円増加した一方、投資有価証券が1,644百万円減少したことによるものであります。

この結果、資産合計は、193,004百万円となり、前連結会計年度末と比べ1,362百万円減少しました。

 

(負債)

第1四半期連結会計期間末における流動負債は22,479百万円となり、前連結会計年度末と比べ685百万円減少しました。これは主に未払費用(流動負債のその他に含みます)が930百万円増加した一方、未払法人税等が1,465百万円減少したことによるものであります。固定負債は9,130百万円となり、前連結会計年度末と比べ447百万円減少しました。これは主に退職給付に係る負債が232百万円、繰延税金負債(固定負債のその他に含みます)が213百万円減少したことによるものであります。

この結果、負債合計は、31,609百万円となり、前連結会計年度末と比べ1,132百万円減少しました。

 

(純資産)

第1四半期連結会計期間末における純資産合計は161,394百万円となり、前連結会計年度末と比べ229百万円減少しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が4,053百万円増加した一方、配当金の支払により利益剰余金が2,283百万円、投資有価証券の株価下落によりその他有価証券評価差額金が1,279百万円、為替換算調整勘定が748百万円減少したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比べて1,727百万円増加し32,580百万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは6,552百万円の収入(前年同四半期:631百万円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益や未収消費税等の減少等のプラス要因が法人税等の支払額等のマイナス要因を上回ったことによるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フローは2,233百万円の支出(前年同四半期:1,149百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の売却等による収入があった一方、有形及び無形固定資産の取得等による支出があったことによるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは2,214百万円の支出(前年同四半期:1,761百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額によるものであります。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、2,056百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。