当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により景気は大幅に下押しされ、企業業績の悪化懸念から設備投資に対する慎重な姿勢が続きました。世界経済は、中国では経済活動の再開に伴い輸出に持ち直しの動きが見られましたが、欧州および北米においては新型コロナウイルス感染拡大の影響により景気が大きく下振れ、製造業の設備投資は低迷しました。
このような環境のなかで、当グループは、『お客様に感動を!』のコーポレートスローガンのもと、ロボット技術を軸に時代を捉え未来を切り拓いていくことを成長戦略の基本とし、変革にチャレンジしてまいりました。主力の電子部品実装ロボットや工作機械の分野で、来たるべき未来を見据えた魅力ある製品の開発に取り組み、電子部品実装工程の全自動化を目指し世界初の自動部品補給システムを搭載したハイエンドモデルNXTRの市場投入を推し進めてまいりました。また、マーケットシェアの拡大や顧客満足度の向上を目指す販売体制の強化などに努めるとともに、コストや効率を同時に追求した生産体制の構築、固定費の一層の削減などにも取り組み、収益性の向上を目指してまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は37,800百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて7,067百万円(23.0%)増加しました。販売台数の増加などにより、営業利益は6,434百万円と、前第1四半期連結累計期間に比べて1,593百万円(32.9%)増加し、経常利益は6,991百万円と、前第1四半期連結累計期間に比べて2,094百万円(42.8%)増加しました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前第1四半期連結累計期間と比べて895百万円(22.1%)増加し、4,948百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
ロボットソリューション
スマートフォン、スマートフォン用アクセサリー、5G基地局など、通信関連向け需要が底堅く推移したのに加え、半導体関連向け販売が伸長しました。一方、新型コロナウイルスの感染拡大による影響のため、欧米での設備投資は引き続き軟調に推移しました。この結果、売上高は35,374百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて8,555百万円(31.9%)増加しました。また、販売台数の増加などにより、営業利益は7,519百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて2,100百万円(38.8%)増加しました。
マシンツール
従前からの市場の停滞に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による影響のため厳しい状況に直面し、日本国内、中国、北米などで販売台数が大きく減少しました。この結果、売上高は1,794百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて1,758百万円(49.5%)減少し、営業損益は337百万円の損失(前年同四半期:営業利益197百万円)となりました。
その他
制御機器製造、電子機器製造、画像処理開発などのその他事業の売上高は631百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて270百万円(75.0%)増加しましたが、営業損益は32百万円の損失(前年同四半期:営業損失38百万円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は129,266百万円となり、前連結会計年度末から2,496百万円増加しました。これは主に未収消費税等(流動資産のその他に含みます)が4,042百万円減少し、現金及び預金が6,129百万円増加したことによるものであります。固定資産は74,334百万円となり、前連結会計年度末から2,600百万円増加しました。これは主に株価上昇などにより投資有価証券が2,681百万円増加したことによるものであります。
この結果、資産合計は、203,601百万円となり、前連結会計年度末から5,097百万円増加しました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は29,842百万円となり、前連結会計年度末から1,002百万円増加しました。これは主に預り金(流動負債のその他に含みます)が1,076百万円増加したことによるものであります。固定負債は1,789百万円となり、前連結会計年度末から64百万円増加しました。
この結果、負債合計は、31,631百万円となり、前連結会計年度末から1,066百万円増加しました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は171,969百万円となり、前連結会計年度末から4,030百万円増加しました。これは主に配当金の支払により利益剰余金が2,740百万円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が4,948百万円、投資有価証券の株価上昇によりその他有価証券評価差額金が1,988百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末から6,100百万円増加し50,007百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは12,032百万円の収入(前年同四半期:6,552百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上および未収消費税等の減少などによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは3,717百万円の支出(前年同四半期:2,233百万円の支出)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出や有価証券の取得による支出などによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは2,070百万円の支出(前年同四半期:2,214百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額によるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、2,134百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。