当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により景気は大幅に下押しされ、企業収益の悪化とともに設備投資は減少しました。一方、経済活動再開の動きが広がり、景況感の悪化には歯止めがかかりました。世界経済は、中国では輸出に持ち直しの動きが見られましたが、欧州および北米においては新型コロナウイルス感染拡大の影響により景気は依然として厳しい状況で推移し、製造業の設備投資は低迷しました。
このような環境のなかで、当グループは、『お客様に感動を!』のコーポレートスローガンのもと、ロボット技術を軸に時代を捉え未来を切り拓いていくことを成長戦略の基本とし、変革にチャレンジしてまいりました。主力の電子部品実装ロボットや工作機械の分野で、来たるべき未来を見据えた魅力ある製品の開発に取り組み、電子部品実装工程の全自動化を目指し世界初の自動部品補給システムを搭載したハイエンドモデルNXTRの市場投入を推し進めてまいりました。また、コロナ禍で営業活動の制限や展示会の中止・延期が相次ぐ中、対面営業に頼らない「WEB面談」の推進や当社ウェブサイト上での「WEB展示会」の開設などに積極的に取り組み、マーケットシェアの拡大に努めてまいりました。そのほか、コストと効率を同時に追求した生産体制の構築、固定費の一層の削減などにも取り組み、収益性の向上を目指してまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は70,654百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて1,571百万円(2.2%)減少しました。営業利益は11,412百万円と、前第2四半期連結累計期間に比べて182百万円(1.6%)増加し、経常利益は12,118百万円と、前第2四半期連結累計期間に比べて766百万円(6.8%)増加しました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前第2四半期連結累計期間と比べて3百万円(0.0%)減少し、8,681百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
ロボットソリューション
当社の主力市場である通信機器向け需要が底堅く推移したことに加え、ノートパソコン・タブレット端末向けおよび半導体関連向けの販売が伸長しました。一方、新型コロナウイルスの感染拡大による影響のため、欧米での設備投資需要は引き続き軟調に推移しました。この結果、売上高は65,395百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて431百万円(0.7%)増加しました。また、固定費の削減などにより、営業利益は13,468百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて874百万円(6.9%)増加しました。
マシンツール
従前からの市場停滞に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による影響のため厳しい状況に直面し、日本国内、北米、中国などで販売台数が大きく減少しました。この結果、売上高は3,825百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて2,512百万円(39.6%)減少し、営業損益は631百万円の損失(前年同四半期:営業利益133百万円)となりました。
その他
制御機器製造、電子機器製造、画像処理開発などのその他事業の売上高は1,433百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて509百万円(55.1%)増加し、営業利益は1百万円(前年同四半期:営業損失53百万円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は131,347百万円となり、前連結会計年度末から4,577百万円増加しました。これは主にたな卸資産が3,861百万円減少した一方、現金及び預金が8,989百万円増加したことによるものであります。固定資産は76,651百万円となり、前連結会計年度末から4,917百万円増加しました。これは主に株価上昇などにより投資有価証券が4,488百万円増加したことによるものであります。
この結果、資産合計は、207,998百万円となり、前連結会計年度末から9,494百万円増加しました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は28,481百万円となり、前連結会計年度末と比べ358百万円減少しました。固定負債は2,569百万円となり、前連結会計年度末から844百万円増加しました。
この結果、負債合計は、31,051百万円となり、前連結会計年度末から486百万円増加しました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は176,947百万円となり、前連結会計年度末から9,008百万円増加しました。これは主に配当金の支払により利益剰余金が2,740百万円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が8,681百万円、投資有価証券の株価上昇によりその他有価証券評価差額金が3,298百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末から9,015百万円増加し52,923百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは17,332百万円の収入(前年同四半期:9,459百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上およびたな卸資産の減少などによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは5,375百万円の支出(前年同四半期:5,321百万円の支出)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出や有価証券の取得による支出などによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは2,739百万円の支出(前年同四半期:2,284百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額によるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、4,300百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当社は、2020年9月18日開催の取締役会において、合弁契約を締結することについて決議を行い、2020年10月29日付で締結しました。契約の内容は次のとおりであります。
合弁契約
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合弁会社名 |
内容 |
出資額 |
設立年月 |
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FUJIリニア株式会社 (資本金200百万円) |
リニアモータの開発、製造及び販売 |
当社 契約締結先A 契約締結先B |
268百万円 66百万円 66百万円 |
2020年2月 |
(注)1.既存の合弁契約を解消し、三者間で新たな合弁契約を締結することに決定しました。
2.合弁契約上の取り決めにより契約締結先の名称公表は差し控えさせていただきます。