当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により下押しされてきた景気が、輸出の増加を背景として回復傾向に転じました。また、製造業では企業業績の改善に伴い設備投資再開の動きが見られました。世界経済においても、新型コロナウイルス感染拡大による活動制限が緩和されたことにより景気の回復が持続し、製造業の設備投資は堅調に推移しました。
このような環境のなかで、当グループは、『お客様に感動を!』のコーポレートスローガンのもと、ロボット技術を軸に時代を捉え未来を切り拓いていくことを成長戦略の基本とし、変革にチャレンジしてまいりました。来たるべき未来を見据えた魅力ある製品の開発に取り組み、主力の電子部品実装ロボットの分野ではハイエンドモデル「NXTR」、工作機械の分野ではロボット付き複合加工機「GYROFLEX T4000(呼称 ジャイロフレックス)」の市場投入を推し進めてまいりました。また、ものづくりの効率化や原価改善に努めるとともに、ニューノーマル時代を踏まえたDXを積極的に取り入れることでペーパーレス化やWEB会議、テレワークの推進をはじめとする業務改革により固定費の一層の削減などに取り組み、収益性の向上を目指してまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は38,761百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて961百万円(2.5%)増加しました。営業利益は8,845百万円と、前第1四半期連結累計期間に比べて2,410百万円(37.5%)増加し、経常利益は9,232百万円と、前第1四半期連結累計期間に比べて2,241百万円(32.1%)増加しました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前第1四半期連結累計期間と比べて1,519百万円(30.7%)増加し、6,467百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
ロボットソリューション
当社の主力市場であるスマートフォンをはじめとする通信機器関連において継続的な設備投資がみられたことに加え、テレワークの普及によるパソコン・タブレットPC、車載関連、さらにはこれら電子機器製造に欠かせない電子部品生産用の設備需要の増加を背景に、堅調に推移しました。この結果、売上高は36,885百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて1,511百万円(4.3%)増加しました。また、営業利益は9,654百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて2,134百万円(28.4%)増加しました。
マシンツール
海外市場においては設備投資に回復の兆しが見え始めたものの、国内市場においては新型コロナウイルス感染拡大により、企業の設備投資にはまだまだ慎重な姿勢が続きました。この結果、売上高は1,595百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて199百万円(11.1%)減少しましたが、営業利益は0百万円(前年同四半期:営業損失337百万円)となりました。
その他
制御機器製造、電子機器製造、画像処理開発などのその他事業の売上高は281百万円となり、前第1四半期連結累計期間と比べて350百万円(55.4%)減少し、営業損益は65百万円の損失(前年同四半期:営業損失32百万円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は148,781百万円となり、前連結会計年度末から4,921百万円増加しました。これは主に、棚卸資産が5,431百万円、受取手形及び売掛金が3,036百万円増加した一方、未収消費税等(流動資産のその他に含みます)が4,228百万円減少したことによるものであります。固定資産は80,745百万円となり、前連結会計年度末と比べ66百万円減少しました。
この結果、資産合計は、229,526百万円となり、前連結会計年度末から4,855百万円増加しました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は29,403百万円となり、前連結会計年度末から2,123百万円増加しました。これは主に前受金(流動負債のその他に含みます)が1,899百万円増加したことによるものであります。固定負債は2,201百万円となり、前連結会計年度末と比べ633百万円減少しました。これは主に繰延税金負債(固定負債のその他に含みます)が639百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、31,605百万円となり、前連結会計年度末から1,490百万円増加しました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は197,921百万円となり、前連結会計年度末から3,364百万円増加しました。これは主に配当金の支払により利益剰余金が2,892百万円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が6,467百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末から591百万円増加し60,980百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは5,501百万円の収入(前年同四半期:12,032百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益や未収消費税等の減少などのプラス要因が棚卸資産の増加などのマイナス要因を上回ったことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは2,159百万円の支出(前年同四半期:3,717百万円の支出)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出などによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは2,849百万円の支出(前年同四半期:2,070百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額によるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、1,920百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画は次のとおりであります。
設備の新設
岡崎工場一部建屋の建替(2024年5月完工予定)および立体駐車場増築工事(2022年1月完工予定)10,062百万円の設備投資を計画し、資金は自己資金で調達いたします。
当社は、双日株式会社の子会社であるフジ マシン アジア プライベート リミテッドの発行済み株式の全てを取得することを決定し、双日株式会社と2021年6月30日付けで株式譲渡契約を締結いたしました。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載のとおりです。