第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、輸出の増加を背景として、新型コロナウイルス感染拡大の影響により下押しされてきた景気の回復傾向が続きました。また、製造業では企業業績の改善に伴い設備投資再開の動きが見られました。世界経済においても、新型コロナウイルス感染拡大による活動制限が緩和されたことにより景気の回復が持続し、製造業の設備投資は堅調に推移しました。

このような環境のなかで、当グループは、『お客様に感動を!』のコーポレートスローガンのもと、ロボット技術を軸に時代を捉え未来を切り拓いていくことを成長戦略の基本とし、変革にチャレンジしてまいりました。来たるべき未来を見据えた魅力ある製品の開発に取り組み、主力の電子部品実装ロボットの分野ではハイエンドモデル「NXTR」、工作機械の分野ではロボット付き複合加工機「GYROFLEX T4000(呼称 ジャイロフレックス)」の市場投入を推し進めてまいりました。また、ものづくりの効率化や原価改善に努めるとともに、ニューノーマル時代を踏まえたDXを積極的に取り入れることでペーパーレス化やWEB会議、テレワークの推進をはじめとする業務改革により固定費の一層の削減などに取り組み、収益性の向上を目指してまいりました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は72,558百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて1,904百万円(2.7%)増加しました。営業利益は14,762百万円と、前第2四半期連結累計期間に比べて3,350百万円(29.4%)増加し、経常利益は15,241百万円と、前第2四半期連結累計期間に比べて3,122百万円(25.8%)増加しました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前第2四半期連結累計期間と比べて2,483百万円(28.6%)増加し、11,165百万円となりました。

なお、当社は、2021年7月12日付で、双日株式会社の子会社であるフジ マシン アジア プライベート リミテッド(以下「FMA」といいます。)の発行済み株式の全てを取得し、完全子会社としました。(FMAにつきましては、当第2四半期は貸借対照表のみを連結しており、第3四半期より損益計算書も連結いたします。)

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

ロボットソリューション

中国を中心とする電子部品製造・半導体関連向け設備需要の増加に加え、欧米における自動車や産業機器向け設備の復調により、堅調に推移しました。この結果、売上高は67,891百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて2,496百万円(3.8%)増加しました。また、営業利益は16,551百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて3,082百万円(22.9%)増加しました。

 

マシンツール

北米および中国では設備投資に若干の回復が見られたものの、日本国内市場においては、まだまだ慎重な姿勢が続きました。この結果、売上高は3,578百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて247百万円(6.5%)減少し、営業損益は299百万円の損失(前年同四半期:営業損失631百万円)となりました。

 

その他

制御機器製造、電子機器製造、画像処理開発などのその他事業の売上高は1,088百万円となり、前第2四半期連結累計期間と比べて344百万円(24.1%)減少し、営業損益は16百万円の損失(前年同四半期:営業利益1百万円)となりました。

 

 

(2) 財政状態の状況

当第2四半期連結会計期間においてFMAの貸借対照表を連結したことに伴い、資産・負債が増加しております。

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産は151,763百万円となり、前連結会計年度末から7,903百万円増加しました。これは主に、棚卸資産が8,640百万円増加した一方、現金及び預金が1,053百万円減少したことによるものであります。固定資産は84,014百万円となり、前連結会計年度末から3,203百万円増加しました。これは主に、FMAの株式取得などによりのれんが1,329百万円、岡崎工場一部建屋の建替および立体駐車場増築工事などにより建設仮勘定が918百万円、株価上昇などにより投資有価証券が301百万円増加したことによるものです。(なお、のれんの金額は、当第2四半期連結会計期間末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算出された金額であります。)

この結果、資産合計は、235,778百万円となり、前連結会計年度末から11,107百万円増加しました。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債は29,841百万円となり、前連結会計年度末から2,561百万円増加しました。これは主に前受金(流動負債のその他に含みます)が2,115百万円増加したことによるものであります。固定負債は3,118百万円となり、前連結会計年度末から284百万円増加しました。これは主に繰延税金負債(固定負債のその他に含みます)が179百万円増加したことによるものであります。

この結果、負債合計は、32,960百万円となり、前連結会計年度末から2,846百万円増加しました。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は202,817百万円となり、前連結会計年度末から8,261百万円増加しました。これは主に配当金の支払により利益剰余金が2,892百万円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が11,165百万円増加したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比べ1,072百万円減少し59,316百万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは6,976百万円の収入(前年同四半期:17,332百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益や減価償却費などのプラス要因が、棚卸資産の増加や法人税等の支払額などのマイナス要因を上回ったことによるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フローは5,144百万円の支出(前年同四半期:5,375百万円の支出)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出や連結の範囲の変更を伴う子会社(FMA)株式の取得などによるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは3,104百万円の支出(前年同四半期:2,739百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額によるものであります。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、4,097百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7) 主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画は次のとおりであります。

設備の新設

岡崎工場一部建屋の建替(2024年5月完工予定)および立体駐車場増築工事(2022年1月完工予定)10,062百万円の設備投資を計画し、資金は自己資金で調達いたします。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。