第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間における、本四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績等の状況の概要

当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高538億50百万円(前年同期比15.9%増)、営業利益42億66百万円(前年同期比159.8%増)、経常利益58億31百万円(前年同期比100.5%増)、純利益45億95百万円(前年同期比92.4%増)となりました。

 

第1四半期の連結受注は581億33百万円(前年同期比21.0%減)となりました。受注が高水準だった前年同期に比べ、多くの地域で減少しました。景気減速の懸念により、お客様が設備投資を控える動きが前下期から継続しています。

大きく落ち込んだ前四半期に比べては増加しました。為替レートが円安で推移したことで受注の円換算額が増加したことに加え、中国向けの受注が増加したためです。

 

第1四半期における報告セグメント別の受注状況(現地通貨ベース)は以下のとおりです。
(当社報告セグメントはグループの販売体制をもとに構成されております。詳細については第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)を参照ください。)

 

セグメントⅠ (「個別」および国内連結子会社 )

牧野フライス製作所の国内受注は、前年同期を下回りました。好調だった自動車や半導体製造装置の部品加工向けを中心に減少しました。

第2四半期は、一般産業機械向けで継続している投資や、省人化のための自動化投資などの商談を成約に結びつけ、受注増に努めます。

 

セグメントⅡ ( MAKINO ASIA PTE LTD )

アジアの受注は、前年同期を下回りました。

中国は前年同期に好調だった電気電子部品の金型向けを中心に減少しました。新エネルギー車向けの受注は継続しています。第2四半期も第1四半期と同様の状況が続くと見ています。

インドは前年同期を上回りました。自動車向けの受注が増加しました。第2四半期も受注は堅調に推移すると見ています。

 

セグメントⅢ ( MAKINO INC. )

アメリカの受注は前年同期を下回りました。好調だった自動車や、半導体製造装置などの部品加工向けを中心に減少しました。景気減速懸念がある中で、お客様の設備投資を控える動きが継続しています。航空機向けや医療関連は堅調に推移しました。

第2四半期は、現在の商談を成約に結びつけられるよう努めます。

 

セグメントⅣ ( MAKINO Europe GmbH )

ヨーロッパの受注は前年同期を下回りました。好調だった半導体製造装置向けを中心に減少しました。

第2四半期は、航空機向けを中心に受注増に努めます。

 

 

2022年11月に発売した大型5軸制御横形マシニングセンタ「a900Z」がこの度、第53回機械工業デザイン賞IDEA「最優秀賞(経済産業大臣賞)」を受賞しました。

また、2023年6月に大型の半導体製造装置部品や各種大型産業機器(真空ポンプ、コンプレッサー、発電機等)向けに横形マシニングセンタ「a91nx」を発売しました。

いずれの機械も高い信頼性・生産性を持ち、当社のパレット搬送システムに接続することにより、自動化ラインの構築も可能です。加えて、切り屑が蓄積しない構造による切削油等の使用量の抑制、及び当社独自の省エネ技術「eSTABILIZER」の搭載により、消費電力の削減に貢献します。

生産性向上と環境負荷低減を両立するこれら製品の拡販を図ります。

 

  なお、報告セグメント別の当第1四半期連結累計期間の外部顧客に対する売上高は次のとおりです。

  セグメントⅠ : 129億45百万円(前年同期比 19.6%増)

  セグメントⅡ : 187億86百万円(前年同期比  7.4%減)

  セグメントⅢ : 180億63百万円(前年同期比 41.7%増)

  セグメントⅣ :  40億55百万円(前年同期比 54.0%増)

 

(2)財政状態の分析

 

前連結会計年度末

当第1四半期

連結会計期間末

増減金額

増減比率

 

(2023年3月31日)

(2023年6月30日)

 

 

 

(百万円)

(百万円)

(百万円)

(%)

資産

348,461

355,740

7,278

2.1

負債

150,674

147,080

△3,593

△2.4

(有利子負債)

(52,935)

(53,114)

(178)

(0.3)

純資産

197,787

208,659

10,871

5.5

自己資本比率

56.6%

58.5%

1.9ポイント

 

 

 

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、棚卸資産71億74百万円の増加、売上債権41億26百万円の減少、現金及び預金38億37百万円の増加、投資有価証券28億28百万円の増加並びに建物及び構築物(純額)11億66百万円の増加などにより、前連結会計年度末に比べ72億78百万円増加し、3,557億40百万円となりました。
 負債につきましては、仕入債務29億27百万円の減少並びに繰延税金負債7億70百万円の増加などにより、前連結会計年度末に比べ35億93百万円減少し、1,470億80百万円となりました。
 また、純資産につきましては、為替換算調整勘定65億51百万円の増加、利益剰余金26億75百万円の増加並びにその他有価証券評価差額金18億76百万円の増加などにより、前連結会計年度末に比べ108億71百万円増加し、2,086億59百万円となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は22億62百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。