また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間における国内経済は、緩やかに拡大し、支出の増加に伴い、堅調に推移しました。また、輸出においても増加基調にあり、企業収益及び個人消費は、多少の増減が見られたものの、緩やかな増加傾向となりました。世界経済においては、米国や欧州では消費、生産、輸出に支えられ堅調に推移し、金融政策の緩和により投資も底堅く推移いたしました。中国では、予想以上に好調な輸出により、成長が支えられましたが、米国との貿易摩擦が激化する懸念もあり、不透明な状況にあります。その他の地域においても輸出が増加基調にあることや景気刺激策の効果もあり、底堅く推移しています。
このような状況のもと、当社グループの販売構成比が高い電子・半導体業界では、メモリや車載向け半導体の需要増加により、関連工具の販売は増加しましたが、電着ダイヤモンドワイヤの販売が減少したことにより、全体では前年同期と比べ減少しました。一方、輸送機器業界、機械業界では自動車生産や各種機械生産が好調であったことから、両業界における関連工具の販売は前年同期より増加しました。石材・建設業界においても海外子会社における関連工具の販売や資源価格の回復により堅調に推移し、前年同期より増加しました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、337億32百万円(前年同期比5.5%増)となりました。利益面におきましては、材料費等の変動費の低減により、営業利益33億91百万円(前年同期比72.9%増)、経常利益37億44百万円(前年同期比78.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益26億91百万円(前年同期比62.4%増)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ46億2百万円増加し、752億84百万円となりました。主な変動要因は、現金及び預金の増加23億45百万円、受取手形及び売掛金の増加16億34百万円、投資有価証券の増加18億80百万円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ11億22百万円増加し、145億16百万円となりました。主な変動要因は、支払手形及び買掛金の増加6億51百万円、未払法人税等の増加2億37百万円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ34億80百万円増加し、607億68百万円となりました。主な変動要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上26億91百万円、その他有価証券評価差額金の増加12億26百万円であります。
この結果、自己資本比率は79.1%となり、1株当たり純資産額は1,068円79銭となりました。
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、13億41百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。