なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。なお、前連結会計年度において決算期を変更しておりますので、前年同期と比較しての分析は行なっておりませんので、ご承知置ください。
(1)業績の状況
世界経済全般は、年前半にあった急激な後退が一段落しつつも依然不透明感高い状況にあります。スマートフォン関連需要も動きがありましたが、加速がつかない状況です。このような動きを受け、切削工具需要は全般力強さに欠ける動きとなりました。当社グループは、ユーザーニーズに根ざした新製品の投入を進めており、一定の製品でその成果が見られましたが、めまぐるしい需要変化に対して、伸悩む状況となってしまいました。このようなことから、当第3四半期連結累計期間における売上高は14,444百万円となりました。
また、収益面では、為替円高への対応、上海拠点の整理およびめまぐるしい需要変化への対応と難しい展開を図らなければならなくなり、十分な費用低減効果が得られませんでした。営業利益は1,920百万円、経常利益は2,016百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,408百万円となっております。
なお、当連結会計年度は、新製品のさらなる投入とプリント配線板用超硬ドリル以外の新分野新製品の強化を進める年度と位置付けております。その点では、計画通りの進捗が図れて成果をあげられた四半期であると考えております。
セグメント別の状況ですが、「日本」では、切削工具需要が横ばいで推移し、特に高付加価値品の需要に強弱があったことから、力強さに欠ける動きとなりました。この地区での売上高は10,287百万円(セグメント間取引消去を含む。以下同じ。)、セグメント利益(営業利益)は1,232百万円となっております。
日本を除く「アジア」では、車載関係は堅調だったものの、スマホ関連のめまぐるしい需要変化があり、難しい事業展開を余儀なくされました。上海販売子会社の清算もあり収益面では物足りないものとなっております。この地区での売上高は6,568百万円、セグメント利益(営業利益)は501百万円となっております。
欧米では引続き変化の激しい推移となりました。「北米」での売上高は838百万円、セグメント利益(営業利益)は46百万円となっており、「欧州」での売上高はの796百万円、セグメント利益(営業利益)は98百万円となっております。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は49,441百万円(前連結会計年度末比4,864百万円減)となりました。
流動資産合計は22,860百万円(同4,410百万円減)となりました。主な変動要因は、現金及び預金(同2,247百万円減)と有価証券(同1,200百万円減)および棚卸資産(同169百万円減)であります。
固定資産合計は26,580百万円(同454百万円減)となっております。このうち、有形固定資産合計は19,222百万円(同620百万円増)となっております。主な変動要因は、建設仮勘定(同1,469百万円増)、機械装置及び運搬具(同496百万円減)および建物及び構築物(同276百万円減)であります。その他、投資その他の資産合計が7,260百万円(同1,094百万円減)となっております。主な変動要因は、投資有価証券(同1,058百万円減)であります。
負債合計は3,172百万円(同856百万円減)となりました。流動負債合計は2,503百万円(同531百万円減)となりました。主な変動要因は、未払法人税等(同881百万円減)および賞与引当金(同431百万円増)であります。固定負債合計は668百万円(同324百万円減)となりました。これは主に、繰延税金負債(同334百万円減)によるものであります。
純資産合計は46,269百万円(同4,008百万円減)となりました。株主資本合計が45,890百万円(同425百万円減)、その他の包括利益累計額合計が378百万円(同3,583百万円減)となっております。主な変動項目は、利益剰余金(同397百万円増)、自己株式(同822百万円減)、その他有価証券評価差額金(同821百万円減)および為替換算調整勘定(同2,767百万円減)であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、この期間の研究開発費の総額は1,038百万円であります。